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カテゴリ:坂田 博昭
先週に続き、香港・沙田競馬場から。 沙田競馬場とその近辺の模型。 競馬場内のゴミ箱。 見れば、これが何か特別ですか?と言いたくなるところですが、ここまでガッツリゴミの分別をさせるゴミ箱は、今シーズンから登場なのではないでしょうか? そもそも香港には、ちょっと前までゴミを分別して捨てるという習慣自体がなかったと聞きます。政府の衛生局が常に街を綺麗にしていますし、街中の至るところにゴミ箱はありますが、分別して捨てるようなゴミ箱が登場したのは、ほんの1~2年前だったはずです。 やるとなったら徹底しているのが香港。このように、しっかりと絵入りでゴミの分別を促しています。
ゴミの話のあとは、綺麗なものの方に目を移しましょう。 メンバーエリアの一角では、このように女性用の帽子の展示、そして即売スペースが出来ておりました。 その場でこうして試着して、買い求める人多数。値札を見たら、数千円のものも結構ありましたから、この場で手に入れて、そのままその帽子をかぶって一日観戦…っていう流れもいいかもしれません。 いつも競馬の仕事でお世話になっている女性陣へのお土産にでもしようか、などとも思ったのですが、帽子に着いているフリフリの飾りを傷めることなく日本まで持ち帰る自信はなく、断念。 ご覧のように、それなりの数の帽子が並んでいますから、この中からきっとお気に入りの帽子が見つかるんじゃないでしょうか。 広報宣伝も熱心に、理にかなった内容で行っているのが香港ジョッキークラブ。常になにがしか、賭式毎にテーマを決めて馬券購入を慫慂するプロモーションをしています。
いまこの看板で宣伝されているのは、3連単。それも、フレキシベットと呼ばれる買い方です。 この看板に出ている例は、3連単で1頭軸ヒモ3頭のマルチを買った場合。点数は18点になりますので、10香港ドル(約120円)単位が基本の香港では、通常の買い方では180ドルが必要になります。 しかし、このフレキシベットを使うと、その「18点で100ドル」という買い方が出来て、1点あたりの金額は5.56ドルになりますよ~ということ。高いリスクの馬券を、通常よりも少額から買うことが出来、しかもこのように全体の予算決めて均等割して買うことが出来るんです。 全体の金額が100ドル以上300ドル未満だと1点あたりの金額が5ドル(約60円)以上、全体で300ドル以上になるなら1点あたりの金額は2ドル(約24円)以上でOK。 これは穴っぽい馬券を好むファンには本当に嬉しい買い方じゃありませんか?
続いては、国慶盃の表彰式から。 香港ではおなじみの、移動式表彰式スペース。 日本では背景に何もないところで表彰式をしますが、こうして牽引車で引っ張ってくるだけで、すぐにゴージャスな表彰式スペースになります。 次はこちら。表彰式最中の様子です。 注目して欲しいのは、馬場の中にいる、オレンジ色の服を着た人。この人カメラマンでして、狙っているのは検量室前から表彰式スペース(この写真の更に右の方)に向かう関係者たち。歩いてくる様子をずっとアップで捉えているから、どうやってるのかな~と思っていたのですが… 何と!自走式のテレビカメラでした。 どうも見る限り、セグウェイを改造しているんじゃないかと思うんですが。これはうまいこと考えました。日本でも誰か是非ともマネしましょう!
最後に、今シーズンちょっと注目しておきたい馬をご紹介。 ピントが合ってなくてすまん… その名もヤングエリート。血統をよくご覧下さい。オーストラリア産ですが、ジェニュインの産駒です。 この日(10月1日)の最終レースの1班戦(1600m)が今季初戦。好位からスピードに任せて進出し、最後もしのぎきってこれで昨シーズン終わりから4連勝。通算成績を10戦6勝としました。 そのレースの翌日の新聞には、「暮れの香港国際競走を目指す」と出ていまして、その矛先は、私の見間違いじゃなければ香港ヴァーズ(2400m)。???これから少しずつ距離を伸ばしていくということなんでしょうが…実は10日後に行われた1800mの1班戦は、軽ハンデの馬を捉えきれずハナ差敗れてしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年10月20日 18時41分42秒
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