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カテゴリ:坂田 博昭
先々週のことになりますが、香港の09-10シーズンの最後の開催が、今年はハッピーバレー競馬場で行われました。 例年だと、7月初旬にシャティンの昼間の開催でフィナーレを迎えるところなのですが、今年は開催日数が増えたこともあり、フィナーレも2本立て、先立つ11日日曜日にシャティンで、イベントも含めて大々的にフィナーレを迎えたあと、今日はむしろジックリとシーズン最後のレースを楽しむ日…という趣旨なんでしょうかねぇ? ご覧のように、夕方の早い時刻から大変なお客さんの入りでした。 ところで、主なイベントは日曜日に終わってしまっていることから、今日の目玉商品はこれ。 この日、ビールはどの店で買っても、1つ買えば1つおまけがついてくる。 ……と思って、夕食の時にビール買ったんですけど、 ひとりで一度に2杯は飲めん! 腹はガボガボになるわ、酔っ払って馬券の検討もおろそかになるわ、これはもう来ていきなり失敗してしまいましたよ、トホホ。 それはともかく。この日の某競馬新聞(というかフォームが載ってる予想誌)なんですが。 中を開くと、こんな話題が載っていました。 静内農業高校の高校生が生産した馬が、函館でデビューしたという話題。近時の香港の教育問題と絡めたコラムの内容になっていますが、様々な困難を乗り越えて課業として生産を続けていると言うことが取り上げられていました。
さて、レースの中でのこの日の最大の注目点は、ここでもずっとお伝えしてきたリーディングジョッキーを巡る争い。シーズン終盤になって一層熾烈を極め、僅差で迎えた開催最終日。 星2つの差で追うブレット・プレブルがこの日の前半で勝ち鞍を上げることが出来るか、それともリードするダグラス・ホワイトが勝ってとどめを刺すか。両者の騎乗ぶりが注目されたのですが……。 どちらも勝ち鞍を上げることが出来ないままに6レースまで終了。この時点で、残り2つをプレブルが勝っても、2着の数の差で及ばないために、両者勝利のないままホワイトのタイトル防衛が決定してしまいました。 最終レースのパドック。黄色と黒の勝負服がダグラス・ホワイトで、お客さんからはすでにリーディングを決めたことに対する祝福の拍手と声援が送られておりました。 その最終レースになって、ようやくブレット・プレブルがゴール前差し切りの気持ちのいい勝利。 実は、ゴールの瞬間、誰の目にもわかるぐらい左手を高々と上げてガッツポーズをしていたプレブル。土壇場になってなかなか勝ち星が挙がらなかった鬱憤もあったでしょうが、この最後の勝利はこのように心から喜んでいる様子でした。 ガッツポーズの様子は、香港ジョッキークラブのサイトでこの日の最終レースの成績を検索すると、ゴール前の写真にハッキリ写っています(笑)。 表彰式。最優秀見習い騎手のヤン騎手とともに。 来シーズンは9月5日に開幕。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年07月27日 17時36分18秒
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