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カテゴリ:太田 裕士
火曜日担当の太田です。
先週行われたヒロインズカップはすごいレースでしたね。ゴール前の激戦痺れました。 1月28日(日)第34回ヒロインズカップBG1が行われました。 古馬牝馬重賞は年間2つのみ。春のカーネーションカップと冬のヒロインズカップ。春はダイヤカツヒメが勝利しました。 ヒロインズカップは800キロ前後の重量。別定なので、ハンデ差があり、上下差50キロ。トップハンデは、圧倒的人気を集めたサクラヒメの810キロ。2番人気はダイヤカツヒメで770キロ。3番人気に最軽量760キロのピュアリーナナセが推されておりました。 この3日間の開催は気温が高めだったこともあり、馬場が重かったですね。例年ヒロインズカップの時は酷寒で表彰の時はぶるぶる震えていたのですが、今年は暖かい。夜になってもプラス気温でした。ヒロインズカップも馬場の影響が出たレースでした。 勝利したのはダイヤカツヒメでした。 (主催者提供) ダイヤカツヒメとサクラヒメが第2障害を降りて、2頭のマッチレース。2障害を降りた時点でサクラヒメが勝ったと思った方も多かったと思います。ただ、この馬場と重量。簡単ではなかった。残り30m少し手前でサクラヒメが止まると、ダイヤカツヒメも並んで止まる。そこから何度かゴールするまで両者止まっては進みの力の入るレースでした。残り10mでサクラヒメが止まって歩き出したときはそのまま行くかに見えましたが、ゴール前で止まり、そこからなかなか動けず、ダイヤカツヒメが差し切っての勝利。さらに3番手で2障害を下ったピュアリーナナセにもサクラヒメは差されるという結果。2着ピュアリーナナセ、3着サクラヒメという着順となりました。 これぞまさにザ・ばんえいというレースでした。 いつもサクラヒメが勝つときは圧勝というレース。今回はかなり苦労しましたね。トップハンデの810キロを考えると、負けて強しという内容だったと思います。渡来騎手もギリギリのところでレースをしていたと思います。 (主催者提供) 勝利したダイヤカツヒメは、勝つために果敢に攻めの競馬。サクラヒメと40キロ差を存分に生かしたレースを見せてくれました。ダイヤカツヒメにとってもこの重量は厳しかったことでしょう。サクラヒメに勝つためのレースで勝利できたのは、今後この馬にとっていい経験になったことだと思います。今後はハンデが厳しくなるかと思います。サクラヒメ同様、自身との戦いになっていきそうです。 (主催者提供) 次回2月4日(日)は明け3歳牡馬による重賞第4回翔雲賞BG2を予定しております。ここまでナナカマド賞がホクセイポルシェ。ヤングチャンピオンシップはライジンサンが勝利。ここにきて調子を上げているミチシオなど、まだまだ勝負付けが済んでいない世代。ここまでの戦いを見ても、どの馬にもチャンスがありそうです。 年度末のイレネー記念にもつながる第4回翔雲賞BG2。ぜひご参加ください。 さて、次回2月5日(月)ばんスタ延長戦配信です。 今回は「みんなで作ろう!ばんえい競馬クイズ」と題してお送りいたします。 視聴者の皆様にばんえい競馬にまつわるクイズを出していただいて、ゲストの井上オークスさんにお答えいただきます。さらにオークスさんには、そのクイズの難易度を初級、中級、上級の3つ分けていきます。 ばんえい競馬にまつわるクイズを作って送ってください。 どなたでも分かりそうな内容から、マニア向けの難しいものまで、幅広く募集中です。 クイズはこちらのメールフォームからお送りください。 クイズが採用された方は、もれなく とかちむらで大人気「北海道十勝ポップコーン」をプレゼントその他にも抽選で素敵なプレゼントもありますよ!! 皆さんからの問題お待ちしております。 また、2月5日の配信お見逃しなく!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年02月01日 10時03分58秒
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