カテゴリ:機材
今回ZEOvitで立上げ直すのに際してCaリアクタを新調しました。
今までは自作のドライリアクターを使っていました。 (過去の記事はこちら) 最終的にメインステージはφ100×高さ500の塩ビ管に変更。 メインと2ndの間のPhを測定してコントローラーでCo2制御することでかなりパワーの有るCaリアクターになりました。 が、場所を取るのとセカンドステージからのCo2漏れが酷いのと(なんせパスタケースなので)と見た目(^^;の問題で新規立上げを機に作り直そうかなと思っていました。 そんな時1月の北米出張中に向こうのアクアサイトで目にしたのが日本では未発売のこのCaリアクタでした。 今、最も元気なアクアメーカーのひとつドイツのVertex社製です。 赤と黒の色使いがカッコ良い! かつ大型バブルカウンター、2ndステージ装備。 (この2ndステージについて取説ではメディアから出るリン酸を吸着する吸着剤を入れることを推奨してます。このことからもULNS対応Caリアクタといえる? もちろんMgメディアやCaメディアを入れてもOK!と書いてます。) 型番はガンダムチック?(笑)なRX-4という型番。シリーズでは一番容量の小さいモデルです。(といっても最大適応水量は180usガロン=約700Lあります) RXシリーズにはその他に上位機種としてRX-6とRX-6DUOがあります。 スペックなど詳細はこちら 支持プレート(黒いアクリル板)に差し込んでいるだけなので2ndステージとバブルカウンターは簡単に取外せます。 で、一番の特徴はこの『CO2 dissolution chamber』 このチャンバーにCo2が添加され海水に溶け込ませた後にメインチャンバーに送られます。 チャンバー内にはCo2と海水との接触機会を増やす目的で切断したダクトチューブのようなものが詰められています。 Co2のリサイクルシステムも装備しているのでメインチャンバー上部に溶け残ったCo2も再度dissolution chamberに吸い込まれます。 で、循環ポンプを介してメインチャンバーに下から吹き上げ式で循環させる構造です。 トップリッド(ふた)もねじ込み式なので取り外し簡単。(ネジの加工精度も完璧) メディアの交換も簡単そうです。 黒い部分筒状の部分ががPhコントローラーのPhセンサー差込口。 センサー不使用時のフタもちゃんと付いています。 黒くてへこんでいる口が未溶解Co2の回収口、グレーの穴の方が取水口(2ndステージへのつなぎ口)当たり前ですが高さに差をつけてCo2の回収をしやすくしています。 メインチャンバー内のアクリルパーツはスポンジが上部に張り付かないようにスペースを空ける為のパーツだと思います。 循環ポンプはVertexのシールが張られています。Vertex製?どこかのOEMかな? 循環はかなり強力です。私はARMアラゴナイトの小粒をいれましたが、循環が強すぎてメディアが流動床のように流動してしまっています。(^^; 大粒のメディアを入れることを推奨します。 パイプ接続はユニオンを多用。豪華です。 海水の排水量を精密に制御する為にニードル式スピードコントローラーが付属してます。これは2ndステージの後の通水経路の最後に取り付けます。 その他付属品としてチェックバルブ、耐圧チューブ、チューブ固定用キスゴムまでついていて、いたせりつくせりです。 更にチューブフィッティングは全てJohn Guestのジョイントを使用してます。 これまた、豪華! 今考えられるCaリアクタの機能を全て盛り込み、高品質な素材、部品を使い、精度良く組立て、使いやすさを追求し尚且つ見た目の良いデザイン。 多分現時点では最高峰のCaリアクタのひとつだと思います。いや、マジで。 しかし、このCaリアクタの本当にすごいところは・・・・ 価格! 私は出張先の北米で通販で購入して自分で持ち帰ってきたので、特にお得でしたが日本から海外アクア通販ショップに注文して$200くらいの送料と4%前後の輸入税を払って個人輸入してもじゅーぶんにお得だと思います。 興味が有る方は海外の通販ショップを探してみてください。 といっても私が知っている日本まで送ってくれるアクアショップ(MarineDepot)には現在欠品中で、私が購入したショップをはじめこのリアクタを置いている北米の通販ショップは全て国内通販オンリーでした。 MarineDepotに入荷があったら即買い!ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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