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昨日、深夜読んだ本の感想を書いて、ポチっとしたら非情にもメンテナンス中の文字・・・。時間をかけて書いた感想が白紙になってしまいました
もう一度書く気力がなく・・・またまた簡単なメモとなってしまいます。 「手紙」東野圭吾 弟の大学進学費用のために、魔が差して強盗殺人を犯してしまった兄。そんな兄から弟の元へ手紙が届く。恋愛も進学も就職も犯罪者の弟として差別され続けた主人公。その手紙は呪縛のようにまとわりつく。加害者の家族をストレートに描き、罪とは償いとは許しとは何かを問う。 身内が犯罪者になってしまったために、急に抱え込んでしまった不幸。 そして、それはなかなかぬぐいさることが出来ない。つきまとう、事実。 一つの事件には加害者と被害者がいて、そしてそのバックにはそれぞれの家族がいて、一つの事件が周りの人に与える影響がいかに大きいか、そして、その事件は誰にでもおこる可能性がある・・・。罪、償い、許し、絆、重いテーマ描いた物語でした。 「真夜中のマーチ」奥田英朗 出会い系パーティを主催し、美人局の手口で金をまきあがているヨコケン。かもだと思った男、ミタゾウは、飛んだ食わせものだった。二人は、ヤクザの賭場の売り上げ強奪を計画するが・・・そこえ謎の美女クロチェが現れて・・・10億円の金をめぐる3人組の攻防。 これは、映像化されたら楽しいだろうなぁという、テンポのいい小説でした。 終わり方もまた良いです。 「獣の奏者 王獣編」上橋奈緒子 闘蛇編では、エリンがあらぬ罪を押しつけられ処刑された母と別れ、蜂飼いのジョウンの素で過ごす日々、そして獣ノ医術師になるために学院に入るまでが描かれている。続編の王獣編では、そこでエリンは傷ついた王獣の子リランと出会う。エリンは、野生の王獣の母が育てるように、愛情をもってリランの世話をする。そして、操者ノ技を体得してしまう。そして、それが二つの国を大きく揺るがすこととなる。 上橋さんの作品は、いつも一気に読んでしまいます。 この本も、土曜日に購入し、その日のうちに読んでしまいました。 ぐいぐいと引きこまれる幻想の世界。 すべての生き物が共通でもっている感情は<愛情>ではなく、<恐怖> 恩師の言葉に疑問を持ち、愛情をもって王獣に接するリラン。 それでも立ちはだかる壁。 守り人のように、シリーズ化されて、その後のエリンやリランのことが知りたくなりました。 今の子どもたちは幸せですね。こんな素敵な物語に出会うことができて。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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