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積ん読になっていたGOを、hakoさんの日記に触発されて読んだ。
日本で生まれ日本で育ったのに国籍が韓国なために在日韓国人と呼ばれる主人公。 アメリカ人は、在日アメリカ人と呼ばれないのに、韓国人、朝鮮人は在日がつき区別される。 自分の周りにはこのような差別もなかったので、小説の中で語られる出来事は衝撃的だった。 朝鮮学校での教育のこと、在日韓国人が母国、韓国で受ける差別、国籍・・・。 若者の言葉で、一人称で語られるそれらのことは、わかりやすく真実を伝えてくれる。 この本は、在日韓国人と日本人との恋を描きながら、主人公が在日韓国人であるが故にアイデンテティを確立していく様子が描かれている。 自分は自分。 簡単なようで難しい。 恋愛途中の二人が格好いいものを探していく様子が、自分の大学時代恋愛と重なって懐かしかったです。格好いいものを色々教えてもらったなぁ。 タック&パティ、スタン・ゲッツ、マーカスミラー、アンテナ、ロン・カーター、デヴィット・リンチ、ベルナルト・ベルトリッチ・・・。 映画も観てみたくなりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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