柊
木犀に似た匂いに振り返ると可憐な黄色い花いつも厳粛に土地を護っているはずの柊が花をつけていたひいらぎきっと冬にいちばん美しい木なのだろうけれどどうしてこの香りにこの可憐さに誰しも目を留めなかったのかそんなことを思う茨の、硬い葉を広げ誰に触れられることも無くひっそりと立ち尽くす、常緑の守り人春に誘われるように漂う芳香は人恋しさをそっと訴えているような気がして居た堪れずに触れた新芽は思いのほか、柔らかかった柊はモクセイ科なので、金木犀と香りが似ているのは当たり前といえばそうなのですが…こちらは、春。控えめな優しい香りを漂わせてくれます。追記:先ほど調べてみたところ、春に黄色い花をつけるのは柊南天という木なのだそう。しかも柊南天はメギ科。小さい頃からマンションの鬼門にあるのですが、ずっと柊だと思っていました^^;Today's aromaジャスミンサンバック(1)+ サンダルウッド(2)モクセイ繋がり、ということでジャスミン。少し重く、長持ちさせたい場合の相性は、サンダルウッドが最適です。人気blogランキングへ