カテゴリ:生活・健康
連日各地で新規感染者が見つかり、残念ながら亡くなってしまった患者さんの数も報道されている武漢肺炎こと新型コロナウイルス。
対応にあたる現場の皆さん、お疲れ様です。ありがとうございます。 感染して治療中の皆さん、回復を目指して頑張ってください。悪いのはウイルスです。 いろいろな立場の人が外出・帰省などの自粛を呼びかけていますが、地方都市では帰省者の感染事例についての報道がままあるようです。 (状況は刻々と変わります。最新の状況は行政機関等の発表を確認しましょう) 帰省者全員を腫れ物のように扱うことは、誰もが本意ではないはず。それでもSNSなどでヘイトを感じさせる書き込みが見られる現状からは、「なぜこの時期に」「なぜ地元に」という思いを強く感じました。 帰省者の側に立って考えてみる。 仕事が、収入源が限られた時、貯金の少ない者は何を頼り、衣食住を維持するか。 地方出身者であれば思い浮かぶものの一つが、地元なのでしょう。 収入状況は悪くなったのに生活費はかかる。貯金も心許ないとなれば、帰省してしばらく実家のある地元でこの状況が好転するのを待とう、と考えるのでしょうか。 帰省者を迎える側に立って考えてみる。 迎えるのは往々にして親類縁者かと思います。子や兄弟姉妹が帰りたいと言えば、無碍に追い返すわけにもいかないでしょう。それが人情ってものです。 しかし別々に暮らしていれば、人的交流の範囲など不明であり、潜伏期間や初期症状を考えれば、実は知らず知らずのうちに・・・と悪いケースを想像してしまう。そして報道でもその現実例を目にしている(報道されない無感染の帰省者については、把握できませんね)。 仮に田舎だとしても、いつ感染者が見つかるか分からない。 帰省したがために感染してしまう。この可能性もゼロではない。 結局のところ、個人がするべきことは性格の楽観的悲観的を問わず同じだと思います。 普段よりも行動範囲と頻度を抑え、手指消毒などで清潔を保ちましょう。 敵であるウイルスは人間と違って、交渉などできる相手ではないでしょうから。 自分が感染していないとは言い切れない。 自分が感染源にならないとは言い切れない。 相手が感染していないとは言い切れない。 相手が感染源にならないとは言い切れない。 検査して陰性だったとしても、それはこの先ずっと感染しないということではない。 この意識を持ちながら、辛抱強く過ごすしかないと思います。 ワクチン等の開発に日夜取り組んでいるであろう専門の方々が突破口を見出すか、感染がピークアウトし非常事態宣言と行動自粛の要請が取り下げられるその日まで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.04.18 20:39:34
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