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カテゴリ:実験(測定器のこと)
とりあえず、一番容易なものとしてNFB量を変えてみることにしました。 一般的に、NFB量を大きくすると、DF(ダンピングファクター)やf特(歪特性)が改善されることが知られています。 配線変更したり、パターンカットをしなくて済む方法として、依存の負帰還抵抗にパラレルに抵抗を接続することにしました。 TU879Sの場合はNFB回路が120オームと3.3オームで構成されています。ここにある120オームに適当な抵抗を並列に接続することによりNFBを増やすこができます。 先日テストした「スピーカ負荷のf特 (TU-879編)」参照 で、不足気味だったスピーカ負荷時の低音が改善されるのを期待しての改造です。 ここで、NFBを増やしすぎると発振など、アンプが不安定になることがあります。 そのため、オシロスコープで波形を観測しながら行うことにしました。 矩形波を観測してみて解ったのですが、TU-879Sは左右の特性が、かなり違っています。これは真空管そのものの特性の違いが原因のようです。(真空管を入れ替えて確認) やっぱりオシロスコープは役にたちますね~ぇ(^^) 結果は不足していた低音が改善されています。試聴しても、分解能が上がったような気がします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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