シティバンクとメリルリンチについて
以前から、シティバンクは基金を作って、SIVの損失を飛ばそうと頑張っていましたが、カナダの聞いたこともない機関が売り推奨したことで、一気に株価が下落しました。 シティバンクは傘下の七つのSIVの資産が約一千億ドルと世界全体の四分の一を占めており、基金が頓挫すれば、最悪倒産するかもしれませんね。 またSIVで始めに騒がれ始めた英バークレイも、資金繰りに関する噂で急落しました。 挙句の果てにメリルリンチは「メリルリンチが保有する証券化商品などの損失計上を遅らせる目的でヘッジファンドと複雑な取引をし、米証券取引委員会(SEC)の調査対象になる可能性がある」と報じられて急落しています。 さすが、この期に及んで、米金融機関は割安等という馬鹿は居なくなるのではないでしょうか? この状況を鑑み、保有ETFのうち、動きの良くないDXDとSRSを処分し、その資金にてSKFを追加購入しました追記 日曜日に「米シティ:CEOが辞意表明へ、緊急役員会で追加評価損検討も」「米メリルリンチを株主代表が提訴、CDO投資めぐり虚偽の発表と主張」との報道もでました。 月曜日はどうなるかな?