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テーマ:バックカントリー(132)
カテゴリ:スプリットボード
昨日の滑りは非常に満足のいくものでした。
しかし、同時に問題もありました。 1)ボードの接続部分のずれ 2)ボードの接続部分のゆがみ 3)ソール面のエポキシ接着剤の割れ まず、1)ですが、これは単純にボルトの締め込みが足りなかっただけでした。 ちょっと慎重に締めすぎたのが原因ですね。 早速、手でしっかりと閉めこみました。 しかし、それによって3)のエポキシ接着剤の割れがひどくなりました。 これは、ボルトを締めこむことによってナットがデッキ側に引き寄せられて、エポキシ接着剤とナットの間に隙間ができてしまったのが原因です。 隙間はどうしようもないので、割り切ってやり直すことにしました。 まず、割れがでてしまったエポキシ接着剤を一度撤去します。 そして、もう一度新たにエポキシ接着剤を注入し均しました。 手順は4月8日と同じで、マスキングしてから行います。 次に2)の問題ですが、特にノーズの部分がひどく、かなり上下にずれができ、隙間からデッキに雪が染み出してくるほどでした。 これは、ノーズのフックのようなものを中間に追加するしかないと思ったのですが、パーツは余分にありません。 そこで思い切ってパーツを自作することにしました。 材料は水道の塩ビ管直径100ミリ用の蓋。 これをホームセンターで買ってきて、カットすることにしました。 この材料を選んだ理由は、まず屋外での耐久性に優れている・・・・と思われること。 樹脂素材として、若干の粘りがありアクリルなどに比べて割れにくいと思われること。 材料費はが安いこと!(大切です) これにフックのシールを貼ってジグゾーで切ります。 ジグゾー大活躍です。 切り出せました。 さて、これを止めるにはまたリベットが必要です。 ところが、フックをかけるほうのスペーサーがパーツとして売っていない。 直系5ミリ高さ4ミリなんてピンポイントなパーツがあるわけないか。 近所のホームセンターをうろうろして・・・・見つけました! ステンレスのパイプ直径6ミリです。 内径は5ミリなので、5ミリのリベットを使えばスペーサーとして使えそうです。 ただし長さが50センチなので4ミリにカットします。 切れました。 綺麗に・・・とは行きませんでしたがなんとか使えそうです。 フックパーツの穴の直径は5ミリをあけておきます。 ボードの取り付け穴も同様に5ミリです。 テープでボードの間に隙間が出ないように借り固定して、穴あけ、そして取り付けを行います。 リベット打ちもなれたものです。 補修完了! あとは接着剤が乾いたら、もう一度ソールの手入れをする予定です。 さあ次はバックカントリーでの使用です。 予定では、トライフォース至仏山ツアーに参加してスプリットデビューの予定です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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こんにちは。
スプリットボード完成おめでとうございます。 そして記事の作成お疲れ様です。 作っている人はそこそこいるようですが、詳細までオープンな場で見せてくれている方はあまりいないのでとっても助かります。 (2010.04.18 12:01:41)
けあじさん
コメントありがとうございます。 そうなんですよね。記事が途中で終わっていたり、細かい苦労が抜けていたりと、今回参考にしたサイトももうちょっとだなーというのが結構ありました。 ですので、完璧とはいえませんができるだけ細かくブログアップするように心がけて見ました。 まだちょっと抜けてしまったものがあるので今後補足していこうと思います。 (2010.04.18 22:52:29)
ちょっと執念を感じるのは気のせいでしょうか・・・。
エポキシより、ソール補修のキャンドル、ホットメルトあたりの方がワックスを乗せやすいと思います。 あと、隙間が無くなるように圧力を掛けたいですね、って方法が思い当たらないですが・・・・。 (2010.04.19 23:59:58)
hayatoriさん
ボードの間の隙間は追加の自作パーツでかなりよくなりましたよ。ちょっと硬いですが。 ソールの補修に関してはリペアキャンドルは使用した経験上ちょっと広い面積に使うには硬化後の状態がやわらかすぎるかなと思いやめました。ホットメルトはつかったことがないので今後の補修、または2号機作製時に検討したいと思います。 また、ブラックソール向けに黒いエポキシを発見したのでそれも検討中です。 (2010.04.20 00:42:50) |