セーシローあらわる。
今さっき、とても驚くことが起こったのでここに書き留めます。居間には私と父と母の3人。私は2人から3,4メートル離れ、背を向けてインターネットで遊んでいました。ネット上で私の好きな歌、「500マイル」という歌の英語の歌詞を発見。喜んでノートに書き写しながら、最初のフレーズをとても小さな声で1,2行メロディ付きで口ずさみました。そしたら、なんと!その直後。私の後ろにいた父が、同じメロディ(音のみ)を小さい声で鼻歌で口ずさんだのです!ちなみに父の耳はあまりよくありません。私は、思わず振り向いて、「あれ!今、お父さん何歌ったの?」と聞きました。酔っぱらったお父さん。とぼけた顔して、「え?知らない。なんか口ずさんだよな~。」って。私 「それって、今私が口ずさんだ500マイルって歌なんだよ。お父さん知ってるの?」父 「知らない。無意識だったナァ。」私 「えー!どういうことー?すごーい。」目をまん丸くして、その奇跡に騒ぐ私。 でも、その後が可笑しかった。父 「なんかね。セーシローがのりうつったみたいだった。あれ?セータローだったか?なんだったっけか。ハッハッハ。わかんねーや!」それはもしかして・・・・キヨシロウのことでしょうか。お父上様。みんなでげらげら笑いながらも、不思議とキツネにつままれたような、妙な感覚が残りました。・・・・・いったい、何が起こったんだべか。 それからまた数十分後。酔っぱらったまま、鼻歌を歌い続けるうちの父ちゃん。そんな父を見て母。「お父さんったら、寝てる時も歌ってんのよ。ほんとなんだから。」父 「え~??まあな。おれは練習熱心だからな。」私 「練習熱心とかそういう問題じゃないでしょ~。ははは~。」そのあと、父ちゃんの口ずさむメロディは何だか聞いたことのあるフレーズに・・・・。 ♪ ねむってなんかいませーんー ♪♪ (by千の風になって) 父ちゃん。 楽しい団らんをありがとうね。でも、そろそろ寝に行きなさい・・・。