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カテゴリ:読書感想
大損まる損困り損 泣き損死に損遣られ損 ありとあらゆる憂き世の損を 見合った銭で肩代わり 銭で埋まらぬ損を買い 仕掛けて補う妖怪からくり 寝肥、周防の大蟆、二口女、かみなり、山地乳、旧鼠―――― 小股潜りの又市が 初めて見せる御行姿 明治へ続く巷説が ここから始まる百物語―――― 泣き乍ら帳尻合わせるばかりが人の道じゃねえ。 大好きなシリーズの最新刊。又市さんの「べらんめェてやんでェ」喋りはちょっと読み辛い……とブツブツ言いながら読んでたはずが、さすが京極さん。 【関連図書】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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