アニメ独自の解釈とミスリードに、あっさり騙されました。
いやまあ、原作と違って筒井刑事がやたらかっこよくなってるから変だな～とは思っちゃいたけども、そうきやがったか！（￣□￣；）！！

というわけで、アニメ単体としてみれば、絵的なクオリティは高かったものの、原作大改変 でした。

「死体」から「生者」へ。
内臓を破損し、心臓すら止めてもなお、変異しつづける細胞の怪。サイの異能。
それが消え去り、アニメでは

全く証拠を残さない犯罪者なんていない
↓
捜査する刑事が犯人なら証拠の隠滅が可能
↓
筒井刑事の正体がサイ

と、サイの変身能力を除けば、いたってシンプル。（ただ、その論理でいけば、サイは全ての事件で捜査する側にいないといけないんじゃ……）
人でありながら人とかけ離れた能力のイメージは消え去り、にもかかわらず、ネウロはサイの正体を人間とは断定しない。
何より、弥子ちゃんが、サイに対して感じるのは「恐怖」ではなく「共感」と「拒絶」。

もんのすごく大きな矛盾があるような気がしないでもないんですが、魔人様がサイを人間と断定しないからこそ、弥子ちゃんが「サイが人間であるからこその恐怖」を感じないで済んだと考えれば辻褄があうのか？
で、魔人様がサイの正体を断定しないのは、気付いてないからじゃなく、弥子ちゃんを気遣ってゆえ……みたいな？

と一生懸命、頭をフル回転させて自分を納得させようとしたんですが、無駄な努力はやめて、発想の転換をしてみました。
つまりは、

サイの存在自体、放送コードにひっかかった

と解釈すれば、オールオッケーなんじゃないかと！！（ぇー

まあ、ネウロアニメは頭を使ってみるだけ間違ってる気がしないでもないし、原作の改変っぷりが凄まじかったとはいえ、それを気にしないなら、今までの中で一番見応えのあった出来でした。
作画もいい感じで安定してるしね！（今まで作画がへっぽこな回がないあたり、なにげに作画がハイクオリティ。）



で、あとはくだらない感想を（笑)


【笹塚さんの尾行がどう見ても下手くそとしか思えない件】

とは言え、ペット殺しに目をつけたあたりはさすがです。ただ、

べ、べ、べ、べ、別件逮捕？（￣□￣；）！！

を狙ってたの？みたいな（笑）


【毒入り消化液（イビルキャンセラー）が残念だった件】

ネウヤコスキーにとって、あの消化液の色は、やっぱ白じゃないとダメだと思いませんか？！！（←教育的指導）


【今週の言葉攻め】

あいかわらず、ネウロさんの言葉攻めは絶好調ですが、
「どうした」
「ト、トイレ」
「そこでしろ」
っていう会話を聞いて、ＳＭプレイならまだしも、○カ○○プレイっていう単語が浮かんだ自分を想いっきりねじきりたいです。

……あれ？銀魂感想の影響（＝下ネタ）がネウロ感想にまで出ちゃってる？（￣□￣；）！！


【長髪うねうね目玉キョロキョロな魔人様】

魔人様がものっそかっこいいのはデフォルトとして、

いやまあ、そんなとこ（心臓にわさわさ毛が生えてるにちがいないとこ　物事に動じないとこ）が弥子ちゃんの魅力であるわけですが（笑)


【コピーキャット】

この豹変っぷりは素直にやられました。なんだなんだ、萌えキャラか？（笑)
ここに限っては、アニメスタッフ、座布団１０枚！☆（≧▽≦）☆！
「俺は並みの人間じゃない！俺には全てを自由にする力があるんだ！それが動機だ！」
の時のマヌケな後姿が、ちょっぴり松井優征クオリティｗｗｗ


【怪盗Ｘ（サイ）】

うおお、美少年声！☆（≧▽≦）☆！と喜んでしまうくらい、朴さんの声はイメージピッタリでした♪