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カテゴリ:読書感想
バックグラウンドには確かな医療知識があるはずなのに、荒唐無稽に思える怪!( ̄□ ̄;)!!
桜宮市にある東城大学医学部付属病院に、伝説の歌姫が大量吐血で緊急入院した頃、不定愁訴外来の万年講師・田口公平の元には、一枚の怪文書が届いていた。それは救命救急センター部長の速水晃一が特定業者と癒着しているという、匿名の内部告発文書だった。病院長・高階から依頼を受けた田口は事実の調査に乗り出すが、倫理問題審査会(エシックス・コミティ)委員長・沼田による嫌味な介入や、ドジな新人看護師・姫宮と厚生労働省の“火喰い鳥”白鳥の登場で、さらに複雑な事態に突入していく。ジェネラル・ルージュの異名をとる速水の悲願、桜宮市へのドクター・ヘリ導入を目前にして速水は病院を追われてしまうのか…。そして、さらなる大惨事が桜宮市と病院を直撃する。 「ナイチンゲールの沈黙」(感想はこちら)と対をなす物語。 仕事柄、お医者さんと話をすることが多い今日この頃、私の話す方々はほぼ、三船事務長ばりにお金のことしか仰らないんですが、広島には速水先生はいないのか? 「蒼天に向かって紅蓮の怒号を上げる」救急救命の虎、
そんなこんなで、ジェネラル・ルージュという異名の由来は、文章で読む文には感動するけど、実際目にしたら笑っちゃわないかな、みたいな台無しなことを思いつつ、氷姫の意外な活躍と合わせて、「チーム・バチスタの栄光」(感想はこちら)の衝撃には及びませんが、楽しく読ませていただきました。 ところで、私の白鳥さんと姫宮ちゃんのイメージは、南海キャンディーズの山ちゃんとしずちゃんなんですが(←盛大に待て)、 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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