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2005.10.24
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カテゴリ:美術・展覧会
昨日、「プラート美術の至宝展」を観に行って来ました。

「プラート」とはイタリア・フィレンツェの北西15kmにある小都市で、
初期ルネッサンスの重要な画家である《フィリッポ・リッピ》を
はじめとした芸術作品が政庁や教会を彩る美術都市です。

この展覧会では、その貴重なフィリッポ・リッピや他の宗教画、
カラヴァッジョ派の絵画の素晴らしさを単に味わえるだけではなく、
巨都フィレンツェの侵略に脅かされたこの小都市の歴史に沿いながら
リッピの作品や、プラートに伝承されている「聖帯伝説」や「聖母信仰」、
「カトリックの世界的プロパガンダ」という視点を通して、
この時代に政治、宗教、芸術がどのように関りあっていたのか
・・ということが解る、とても意義のある展覧会でした。

「聖帯伝説」や宗教画の中のモチーフの意味なども解り易く説明されており、
私のように、歴史やカトリックの知識が無いものでもとても楽しむことが出来ました。

目玉である、フィリッポ・リッピ及びフラ・ディアマンテの
「聖ユリアヌスを伴う受胎告知」や「身に着けた聖帯を使徒トマスに授ける聖母」は
状態もとてもよく素晴らしいものでしたが、
私が一番心魅かれたのは
ラッファエリーノ・デル・ガルボの「聖母子と幼き洗礼者ヨハネ」
という作品でした。
この画家の名前は知りませんでしので、帰宅後調べてみたところ、
リッピの弟子でそんなに有名では無いとのことでした。
・・ですが、その美しさと神々しさに見とれ、しばし釘づけになってしまいました。

この日記を読んで下さっている皆さんにお見せ出来ないのがとても残念です。
全く信仰心の無い私さえも神を信じてしまいたくなるような
心が清らかになる、そんな作品でした。

とってもいい展覧会でしたので皆様にぜひオススメしたいのですが
残念ながら昨日が最終日。

もっと早く行って、紹介すべきでした~。
残念っ!!!





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Last updated  2005.10.24 16:28:05
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