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「名犬どん」危機一髪

「名犬どん」危機一髪

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Dec 29, 2005
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カテゴリ:カテゴリ未分類
どんの散歩は、朝が俺で夜がヨメと決めていた。
しかし、帰宅途中に散歩をしているヨメとどんに遭遇したのをきっかけに、夜も一緒に行かされる事になった。
そして或る夜、散歩の仕方で口論になり、朝も夜も俺がする羽目になった。
そんなヨメが、久しぶりに散歩に出た。

俺は、後始末セットを片手に、ちょっと離れて写真を撮りながら同行した。

 どん「ネネ、どこに行くの?」
 ヨメ「黙って、ついて来なさい!
    いい子にしてないと、
    売り飛ばしちゃうぞ!牛犬」

ヨメは、どんが牛に似ていると言うが、せめてホルスタイン犬ぐらいにして欲しい。



          1229-2
    俺も通ったことのない裏道なのだから、どんにとっても始めてのルートだ。
    不安なのか、座り込みをする。
     ヨメ「オスワリしないで歩きなさい、おバカ」

          1229-3
          俺の心の声『どん、おりこうなところを見せてやれ』

          1229-4
        俺の心の声『見てみろ ”止まれ” で止まったぞ!フフフフ』

        ヨメ「どん、歩きなさい! ジジ、何でニヤニヤしてるの!?」

          1229-5
     ヨメが向かったのはコンビニだった。常に自分本位な行動をするのだ。
 
     1229-6,7A
  俺の心の声『出て来たぞ、喜んでやれ』 ヨメ「おっ!いい子だねぇ~」

     どんは、たとえ15秒でも繋いでおくと、戻った時に大喜びをする。
     
      俺の心の声『かわいいヤツめ』

          1229-B

               ヨメとどんの散歩は続いた。





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Last updated  Dec 29, 2005 03:47:10 PM
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