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テーマ:愛犬のいる生活(75729)
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どんの散歩は、朝が俺で夜がヨメと決めていた。
しかし、帰宅途中に散歩をしているヨメとどんに遭遇したのをきっかけに、夜も一緒に行かされる事になった。 そして或る夜、散歩の仕方で口論になり、朝も夜も俺がする羽目になった。 そんなヨメが、久しぶりに散歩に出た。 俺は、後始末セットを片手に、ちょっと離れて写真を撮りながら同行した。 どん「ネネ、どこに行くの?」 ヨメ「黙って、ついて来なさい! いい子にしてないと、 売り飛ばしちゃうぞ!牛犬」 ヨメは、どんが牛に似ていると言うが、せめてホルスタイン犬ぐらいにして欲しい。 俺も通ったことのない裏道なのだから、どんにとっても始めてのルートだ。 不安なのか、座り込みをする。 ヨメ「オスワリしないで歩きなさい、おバカ」 俺の心の声『どん、おりこうなところを見せてやれ』 俺の心の声『見てみろ ”止まれ” で止まったぞ!フフフフ』 ヨメ「どん、歩きなさい! ジジ、何でニヤニヤしてるの!?」 ヨメが向かったのはコンビニだった。常に自分本位な行動をするのだ。 俺の心の声『出て来たぞ、喜んでやれ』 ヨメ「おっ!いい子だねぇ~」 どんは、たとえ15秒でも繋いでおくと、戻った時に大喜びをする。 俺の心の声『かわいいヤツめ』 ヨメとどんの散歩は続いた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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