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「ウチの子は大丈夫」
と思っている人が異常に多い。 いったい 「何がどう大丈夫なのですか?」 と問い正したくなる。 <宿題:お粗末3点セット><中学受験> のことである。 <宿題:お粗末3点セット>は全国で蔓延している、学力低下の温床である。 <中学受験>は、業者が創りだした質の悪い幻影である。 それでも、宿題は、比較的納得してもらえる。悪質なのは、産業化している中学受験である。 ただでさえ異常に酷い教育環境なのに、さらに輪をかけて教育環境を悪化させる <早期受験>である中学受験をさせようとする。 *高校受験は逆に、しなければならない(上手に使って子供の成長に役に立てるべき)受験です。 <中学受験>とは、12歳になったから「直ぐに子供を産みなさい」と言って、 <超早期出産>を強要しているようなものだ。 危険極まりないことである。 しかも、この最後の<仕上げの時期>にだ。 「ウチの子は大丈夫」じゃなくて、仕上げをキッチリしてあげましょうよ。 毎年のことだが、小5くらいまでは順調にいっていて、 やっと、これから仕上げで「思考の忍耐力」を育てる時期なのに、 「ウチの子は大丈夫」とばかりに、受験をしてみるという。 受験は本当に、子供を見えなくする(見なくなる)ものだ。 親の勝手なフィルターがかかると、本当に子供の姿が見えにくくなる。 「本人が受験したい」と言っているので応援したいんです。 は 本人が「空を飛びたいから、とりあえず、あのビルの上からジャンプしてみたい」 と言っているので応援したいんです。 と、ホボ同じ場合が非常に多い。 しかも、何の安全装置も付けないでだ。 ホンキか?何でも応援すればいいと思っていると、今までの教育が水の泡になるぞ。 どういう了見だ。 仕上げに、この台詞では、「了見が狭い」どころか、まさに節穴である。 *確かに影響されない例外はいる。 しかし、その例外は、受験体制に入る人たちの中でさえ2%程度だ。 全体数からだと、0.3%(1000人に3人:大きな小学校の受験予備軍も入れて全体で3人) *つまり、十中八九、勘違いである。 さらに、その0.3%の子供は、自力で育つので、わざわざ中学校を選んで、 その学校で育ててもらう仕組みは不要なのだ。 *さらにさらに、具体的に入試の中身を暴露すると仕組みは簡単で、 最難関中学校の入試問題で公立高校 の入試問題と全く同じレベルである。 だから、思考力養成が終わっている子には、 説明も含めて高校入試問題集で対応する。 多少抽象度の高い解説でも理解できる頭に育っているので、全く支障なくスイスイ理解する。 もちろん、解き方も普通にx,yやa,b,c,が出る。三平方はさすがに使わないが、相似比や面積比 程度は使う。 で、すんなり、正解する。当たり前だ。公立高校の【基本問題】なのだからね。 しかし、考えて欲しい、普通に中学に通って普通に3年後には解ける問題を、 不自然に前倒ししてさせる(自力で理解できる子は0.3%程度で、ほとんどの子どもたちは、 わけが分からないままパターン学習をするだけ)ことの意味はあるのか? そんなものは、一切ない。皆無だ。というより、マイナス以外にはない。 問題自体は非常に簡単だ。中3の頭で裏技も使えば「カンチン」である。 しかし、この時間のズレは、幼児・児童には異常感覚を植え付ける。 だから、ダメなのだよ。 何が理由で<仕上げ>の代わりに<異常感覚>を植え付けることを望むのだろうか。 よくよく心を平らにして考え尽くすべきである。 このこと心に畳み込んでおくべし。 ...と、ついつい「葉隠調」になってしまう。 --------------------------------------------------------------------- ●健全な受験をするのなら、 1.保護者は3年前から10年間分の受験校の過去問分析をする 2.SS65(日能研R4...80%合格基準)以上を受験するのなら、小5の夏前までに どんぐり問題700題を完全に自力で消化する。 3.SS65(日能研R4...80%合格基準)未満を受験するのなら、小6の夏前までに どんぐり問題700題を完全に自力で消化する。 4.本人がホンキで決める。 5.準備はダラダラしない。 *やるべきことをする、やるべきでないことはしない。 *悩んでます状態でするようなものではありません。 ………………………………………………………………………………………… ●いずれにしても、<どんぐり問題>が最優先です。 どんぐり問題の<年長問題:0MX88>に仕組んである秘密を少し見せましょう。 →どんぐり年長問題(2000年あたりに作成)と 全く同じ思考回路で2010年度、洛星中学【7】は普通に解けます。 <全問を見ても同じP1.2.3.4.> →他の問題も同じです。小学生が学習するには全く無意味な内容であり、 普通の中学生(つまり、3年後)には、誰でも解ける問題です。 非常に質の悪い(悪質)、嫌らしい問題です。 教えることも解けるようにすることも貧弱な問題ですので、簡単ですが、 子供は確実に無駄な学習をさせられます。 主に、●整数問題●図形問題→平面→立体→面積/体積/切り口→面積比 ●簡単な合同と相以●連立方程式 です。こんなのは楽勝です。 が、こんなことの訓練(パターン化して高速で解けるようにすること)をしていたら、 脳内進化は全くできません。 ………………………………………………………………………………………… どんぐり支部案内 江戸川どんぐり教室 どんぐり学舎 Gフォレスト松戸校 【アンカラママの実践】 ■全世界で学力養成の方法は全く同じである。反対に、考えられない頭にする方法も同じである。 *このブログをほんの少しだけでも読んでいただければ分かりますが、現代教育が長く求めてきた目標が容易に自然にクリアされている。 →PDFにて提供 【田舎でエデュ】 ………………………………………………………………………………………… <おすすめブログ:全てのページを読んで下さい> http://dongurulux.jimdo.com/どんぐるぎゃらりー/ …………………………………………………………………………………………… ※日本ブログ村に参加してみました。 このブログが参考になりましたら、お手数ですが、下記をクリックお願いします。 *************************** 【どんぐり倶楽部の公式サイト】 ※「頭の健康診断」年長〜小6向け(中学生も可)。 …………………………………………………………………………………………… 「感味力と視考力の魅力と威力」 〜これらを知らずに子育てと教育は語れない〜 感味力を失えば人間にはなれない。 視考力を使わなければ最終進化形態には辿り着けない。 12歳の思考の臨界期までに、 人間的な判断力の拠り所となる感味力を損なわずに、 視考力を活用して無理なく無駄なく効果的に、 人生を楽しむための絶対学力となる豊かな思考力を養成する。 そのためには、健全な教育の理論と手法を会得しておかなければならない。 これが、先人の責務である。 どんぐり倶楽部は、この健全な教育の理論と手法を提供する。 …………………………………………………………………………………………… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年03月10日 19時48分07秒
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