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イタリア観察日記

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2006年09月09日
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今日、息子を皮膚科に連れて行った。

息子は乾燥肌で、かゆみがある。
なかなかかゆみを我慢できず、かきむしって一部かさぶたが出来てしまったりする状態だ。


息子は卵白にアレルギー反応があるらしい。
そして、その他の物質に対しても彼の数値は平均をかるく超えているらしい。
いわゆる、アレルギー体質というやつである。

彼は2歳まで日本ですごしていたわけだが、その当時も乾燥肌で、特に関節や首などにかゆみがあり、風呂上りや出かける前にローションをつけるなどして対策していた。

が、
それが、なぜか、イタリアにいたときは全く問題がないと言って良いほど症状が改善されていた。

そしてまた日本に戻ってきたのだが、帰国したとたん、乾燥とかゆみが再発した。

彼の肌は、
ヨーロッパでもトップクラスの大気汚染を誇るミラノでは調子良く、
山河に囲まれた日本のド田舎のわが家では調子を崩すのだ。



さて、

本日訪れた"I"皮膚科、今回初めてである。

いつも通っている"N"皮膚科は、
先生が何の説明もせず、ただ機械的に症状を見て薬を出して終わり。
で、対話だとかアドヴァイスだとか全く無く、なんだか物足りなかったので、
今回は試しに病院を変えてみたのだ。




息子の順番が来た。


年老いたその先生は、症状をざっと見たあと、、、
本当に素人目には適当としか見えない感じでざっと息子の肌を見たあと、
これから出す薬についての処方の説明をしてくれた。

その後、僕はたずねた。

ごい 「これ、アトピーなんでしょうか・・・」

すると先生はこう言った。

先生 「大きな意味ではアトピーです。・・・が、これはストレスが原因です。」

ごい 「ストレス・・ですか!?」

先生 「みなさん、『アトピーだ』って言えば喜ばれるんですが、
    たいていストレスが原因ですから。」

ごい 「うちはアトピーと診断されても喜びませんけど、、、
    逆にアトピーじゃないと言っていただきたいくらいですが・・・。
    原因はストレスなんですか?」

先生 「そうです。母親の愛情が足りなくてストレスを感じているんです。
    これは父親では解決できません。」

ごい 「はぁ、母親の愛情・・・ですか。」

先生 「下のお子さんはいらっしゃいますか?」

ごい 「はい」

先生 「母親を独占したくて仕方が無いんです。」

ごい 「はぁ、そうなんですか。でも、この症状は下の子が出来る前からなんですが・・・」

先生 「とにかく、母親とのスキンシップが足りないんです。」

ごい 「はぁ、そうなんですか。」 (だめだ、このおっさん話にならんわ)

先生 「こういうケースは、うんじゃかんじゃ・・・」

ごい 「はぁ、そうなんですか。」 ←もう聞いてない

先生 「それで、うんじゃかんじゃ・・・」

ごい 「はぁ、そうなんですか。」 ←もう、まったく聞いてない



このようなやり取りの後、薬をもらって病院を後にした。


だめだ、この医者。

息子の体もちゃんと診もしないで、結局、精神論かよ。

父親が病院に連れて行ったもんだから、適当なことを言いやがったな。

今日は休みだから、俺が連れてきたんだよ。いつもは妻が病院に連れて行ってるよ。

そんでもって、妻の息子への愛情もスキンシップも足りてるよ!胸張って言えるよ!

専業主婦だから一緒にいる時間は十分とれてるし、
手料理食べさせてるし、
一緒に本読んだり、
一緒に勉強したり、
一緒に遊んだり、
一緒に散歩したり、
たくさん愛情注いでるよ!

うちの家族の、いったい何を知っててそんな知ったような事言えるんだ!

一見、もっともそうなことを言ってごまかしてるが、

結局、あんたにゃあ直せないってことだろ!




ま、これが西洋医学の限界か・・・

いやっ、この医者の言動で西洋医学を語っては西洋医学に失礼かな。



もっとも、はじめからそれほど期待などしていなかったが、これで逆にすっきりした。

医者じゃ治せない。

少なくとも、この辺のただの皮膚科の医者じゃ治せない。


まぁ、息子のアトピー(もどき?)は、それほどひどくは無く、
本当にアトピーで苦しんでらっしゃる方に比べればぜんぜん軽い。

僕も小さいころには同じようになっていたし、息子も大人になるにつれ治るだろう。

でも、少しでも改善してやりたいので、自分たちで研究することにしよう。


皮膚は内臓の鏡。

おそらく、食事が重要な要素だろうと思う。

まずは、口に入れるものから研究しようかな。








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最終更新日  2006年09月11日 01時33分21秒
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ちゃお   かつお3017 さん
ウチの息子も乾燥肌で血がにじむくらいかきむしってたんで、日本に帰ったときアトピ-専門外来に行ったら、診断は何でも超敏感肌で肌のセラミド機能ってやつが落ちてるそう。アトピ-とは発疹の出る場所が違うそうで。漢方薬(ヨクイニン)もらって飲み始めたら1週間で完治!ヨクイニンはいわゆるハトムギの粉です。それからはイタリアに帰ってきてもハトムギ茶飲ませてるんですが調子いいです。漢方薬局に相談してみてはいかがでしょう?変な塗り薬や飲み薬は子供にはちょっと心配ですよね。東洋医学万歳!
(2006年09月11日 05時46分38秒)

お久しぶりです。。   Gabbyna さん
私の息子もアトピーで今も大変ですが。。小さい時から結構病院通いしてました。でもって余り塗り薬も強いのを使うと成長期に影響がでてくることがあるそうです。日本なら漢方とかのお薬もあるのでそちらもチェックしてみたほうがいいですよ。。 (2006年09月11日 10時55分36秒)

Re:アトピーは病院じゃ治せないのか?(09/09)   まぁーれ さん
私も小さい時アトピーだったけど・・しかも小児喘息もち。幼稚園には数えるほどしか行ってません 笑。が・・大きくなるにつれて治りました。
水泳に通いだしたのが幸いしたかも。どちらもほぼ完治。あと体は結構石鹸ナシまたはベビー用石鹸で体洗ってたかな。どくだみ茶つけたたなぁ。
イタリアではカモミールってとこでしょうか。
食物に関しては・・やっぱアレルギー専門のところで排除するべきかどうか見てもらったほうがいいと思う。勝手に排除するのも駄目らしいから。
がんばれ~ 適当な医者にまけるな~  (2006年09月11日 16時04分47秒)

ひどい!   キアーレ さん
愛情がどうのこうのって言えば
「思い当たるんじゃないか」くらいの
適当な判断としか思えない!
ひどい!!!奥さんを馬鹿にしているわ。

あの!ミラノの空気が大丈夫だったのだから
きっと改善方法はあるはずです。
お父さん!がんばって!!!
ホメオパシーにいい薬はないのかしら・・・。 (2006年09月11日 17時36分57秒)

みなさん   ごいぴうち さん
アドヴァイスやはげましありがとうございます!
非常に参考になります。

アトピーやアレルギーで苦しんでいる人は本当に多いですね。
ネットで調べてみても、膨大な情報があります。

色々な文献を見てみると、なんとなくアトピーの正体がわかってきましたが、治すとなると、非常に難儀ですね。
甥や姪にも結構ひどいアトピーの子もいますし、もっと調査しようかと思います。

(2006年09月12日 07時32分51秒)

心配ですね   もも さん
はじめまして。
身近にアトピー体質の人や子供がいないので、あまり勝手なことも言えませんが「水」が原因かもしれませんね。(「軟水」「硬水」の違いです)そういえば私も小さいころ手のひらに湿疹が出来ていたのですが、引っ越したらピタッと治っています。同じ日本でもそういうことがあるので、息子さんもイタリアの気候や水が体質に合うのかも。

以前「日経ヘルス」という雑誌に紹介されていた大阪のお医者様でアロマオイルを治療に使った療法を紹介されていました。記事はかなり昔のものなので手元にありませんが何か分かればまた書き込みしますね。

(2006年09月15日 00時03分58秒)

ども、ももさん   ごいぴうち さん
はじめまして。

アドヴァイス、ありがとうございます。

おっしゃるとおり、水、関係があるかもしれません。
イタリア産の水でも飲ませてみようかな。

また、何か情報があればよろしくお願いします。
ありがとうございます。 (2006年09月17日 23時07分45秒)


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