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カテゴリ:CDあ行
お話としては、悪くはない・・・と想います。 巨大な隕石によって、月が欠けてしまい。その欠片が地球に降り注いだ事で、今・現在の地球と地形や様々なものが変化している。 一番は、その月の欠片によって不死となったアルテミスと名乗る人類が居ること。そのアルテミスが、あれこれ仕掛けてくるものだから、レイジ達のようなデス・ガンを操る者が存在する・・・。 そんなアルテミスの正体か秘密の核心に触れたアオは、兄・ヤシキの目の前で殺されてしまい。そのショックもあって、弟が掴んだ奴らの秘密をヤシキは思い出すことが出来ない。 で。今回は、その弟を殺した張本人が敵として登場。 前回の吉野さん扮するスバルは、何だったの?と思えるくらいの幹部が続々と登場し、つまりは、この敵さん幹部がそれぞれ一人ずつくらいメインになって、主人公達と戦うお話が出来るわけで。そうすると、あと3枚は必要よね(゜゜)\バキッ☆・・・と言う大人の計算はさておき(だったら、書くなとは言わないでね)。 アオの最期に呆然となったヤシキを立ち直らせたのが、レイジであった事や、二人のお互いを信じる気持ちがメインになったお話ですので。・・・そう、感想の冒頭で書いたように「お話としては嫌いじゃないし、悪くはない」のです。 が・・どうしてもね。文章ほど情報量は多くないし、セリフやナレーションで説明される事がないと。必然的に、状況は頭の中でセリフと効果音で構築された映像を思い浮かべながら聴くしかないんですね。 で。このドラマは、1の時にも書きましたが。主人公達の立ち位置が分からない(^^;。置かれている状況とか、気持ちの持ちようなどの立ち位置ではなく、あくまでもアクションシーンの立っている位置が分からない。分かりづらい。 例えば、署内でのイオタとの会話は、彼のデスクの周辺に立って頭をなで回していたりするだろうから、大丈夫。シンの署長室にマイヤが窓から乱入し、それを取り囲むレイジ達と言うのも、まぁ・・なんとなく室内だろうから、分からなくはない。 なのに、ドラマのクライマックスであるマイヤと対峙するレイジとヤシキ。この位置関係が分からない。 星の方舟と呼ばれるものが、丘状態になっている富士山の周辺に存在する湖にある教会なのだけど、所謂一般的な建物としての教会ではなく、津波によって押し上げられた軍艦だと説明されています(個人イメージでは、青木ヶ原樹海か富士五湖あたりに、イージス艦のような船がドドーンとある絵を思い描いておりました)。 で、次々と爆発していくその軍艦の中にマリヤ様の鐘があり。それを破壊するために、二人が乗り込む。 二人が突き進む通路の先に、祭壇と十字架、そして天井に鐘が沢山ある。 一段高い位置にある祭壇には、妊婦さんがくくりつけられた十字架があり、十字架の足下か横でマイヤが舌なめずりをしながら、十字架型のナイフを持っている。・・・これをお聞きになった方、私の想像間違っています?(あまりに分からなかったので、原作は立ち読みしたのですが、このドラマCDを最初に聴いたのは、立ち読みしていない状態でしたので。その当時のままの感想で書かせていただきますm(_ _)m)。 船・・・しかも、軍艦のどこにそんなステンドグラスだの鐘だの十字架だのを飾っておけるようなホールを造ったかな?と突っ込みを入れたくなりますが(豪華客船じゃないんだし(゜゜)\バキッ☆)、ともあれ二人が別れてその決戦の場に乗り込んだのではなく、通路は一つだけだったようですし。レイジとヤシキは、二人同時にその祭壇のあるでかい室内に飛び込んだものと想われるのです。 とすると、女性が殺された事で鐘が鳴り出した時にも二人は祭壇の下に居た・・・はず。なのに、ヤシキがマリヤに魅せられてマイヤの元に行こうとした時、レイジは声だけかけずに腕などを引っ張れば良いのに・・。ヤシキに振り払われた後は、そのままむざむざ行かせてしまっているし・・。 いや、叫ぶ前に。殴ってでも、きちんと止めろよ(゜゜)\バキッ☆。 女性を狙うマイヤを撃とうとした時に、部屋の左右に分かれたとかならともかく。そういう感じは受けない。だって、マリヤの鐘の催眠音波の話を二人はしているんですもの。・・・結構、近い位置に居るって事になりますもの。 鐘を止めた時も、おしゃべりしないですぐにデスガンを撃てば良いのに。爆発によって、ヤシキが目を痛めてしまっても「特製ハンバーグ」の話だの、殴ってくれだの、自分で片を付けたいだの・・要らんおしゃべりしているんじゃないよ・・(^^;。 何しろ、敵のマイヤが「おしゃべりはその辺にしてもらっても、良いですか?」って割って入るくらいなんですよ・・・。 状況判断、どうなっているんだか? で、目を痛めて。相方にデスガンを発射する事を躊躇している人間が、あいつだけは自分がけりを付けたいと頼む・・おいおい・・。その時には、デスガンを撃つ事を想定していなかったのか?? 聴きながら「ん~~~~??」となってしまうのです。まぁ、おしゃべりが長いって事は、森川さんや檜山さんの会話が多いって事なんですけどね(゜゜)\バキッ☆。でも、やっぱり場所とか場面は選んでおしゃべりや会話はして欲しいかも・・。 だって、折角のアクション?シーン。クライマックスの臨場感が台無しですよ(^^;。 声優さんは、今回も熱演されていました。熱き男(漢)のレイジは、檜山さんがまたも叫んでいましたし。番外編で、弟をいじって楽しんでいるヤシキは、本編とは違う感じがしました。そっか・・こういう一面もあったんだ・・をボソボソとした喋りの中にも表現した森川さん。 ちょっと拗ね系キャラになりつつあるイオタの宮田さん。 百戦錬磨の女豹のムジカ姐さん!は、きっと二人が帰った後にきつぅい一発をお見舞いしてくれるだろう・・と想わせてくれる本田さん。 敵さんで初登場!の岸尾さんは、かなり短気っぽいキャラで。ちょっと今まで聴いた中では初?と思っています。鈴村さんの幻の蝶が、かなり気になるのですが・・。ホソホソと喋っていながら、このキャラが対戦?した時には、どういうお話になるのだろう?と、今から興味津々です(^-^)。 そして、出番の多い敵はお亡くなりになる・・と言う定番通りに(゜゜)\バキッ☆、今回メインの敵だったマイヤ役の鳥海さん。まったりとした気持ちの悪い怖さが、いやぁ・・良かった(大笑)。あ、これ褒め言葉ですからね。だって、うっとりしながら喋っているんですもの(大笑)。 今回は、美味しい大人のセリフは全部持っていきました!のシン役の井上さん。マイヤとの戦いで、単なる二人の上司と言うわけではなさそうだな・・・と予感させてくれていますが。 「レイジ、せわしない男は嫌われるぞ」 「え?でも、早く行かなきゃ」 「早い男も嫌われるね」 ここで、ムジカ姐さんが「シン!」と一言冷たく止めていますが。井上さんのシンが言うと、あまり下品じゃないんですもの。 ヘリコプターを操縦しながら、今度貸して!と言うレイジに「ヘリコプターも女性も乗りこなすのは、操縦する男の腕の問題だよ」・・はい。まさに、おっしゃる通りです。お見それしましたm(_ _)m・・・と言う感じです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年08月10日 22時11分24秒
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