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カテゴリ:CDは行
月曜と言うよりも、火曜の早朝と言った方が正しいんじゃないだろうか?と録画予約をしつつ思ってしまう純情ロマンチカのアニメ。
何しろ、AM3時ですか?3時半?え?まぁ・・いいや・・。今朝、予約タイマーでビデオが動き出す音に目が覚めてしまって・・・ぼーっと見てしまった第二話ですが。
ふぅん・・・大した事ないよねと思っていたら。
フューレお嬢さんに、BS放送の分は、規制がかかってしまって。かなり内容が違う?と言う情報を・・。DVDは無修正(なんか、凄くいやらすぃんですけど・・この書き方)で売り上げ倍増と言う狙いがあるんでしょうか?そもそも、午前3時なんて時間に放送しているんだから。規制とか修正って・・意味あるの?子供は見ないでしょうが?
いやまて!!BSの放送が、一ヶ月ほど時間があるのは。その修正のためですか?

さてはて。そんなアニメ化の影響もあるのか?何なのか?中村春菊さんのCD関連も、売り切れが続出しています。
そんな中村さんの作品で、これはオススメナンバーワン!!と勝手に思っている「Hybrid Child」の感想をば・・・。

あらすじ・・・Hybrid Child・・・それは、ロボットでも人形でもない。愛情を注いだ分だけ成長して、育ててくれた者の鑑となる。
黒田が作ったHybrid Child達が紡ぎ出す、珠玉の愛の話3編

キャスト・・・鳥海浩輔(葉月)、福山潤(小太郎)
井上和彦(黒田)、緑川光(月島)
諏訪部順一(瀬谷)、宮田幸季(ゆず)


近野真昼(葉月(子供時代))、西前忠久(重役)
早水リサ(黒田(子供時代))、木村はるか(瀬谷(子供時代))
升望(月島(子供時代))、よのひかり(女中)
伊丸岡篤(藩士)、原一夫(藩士)、魚建(隊員)
松本桜(子供)、小川幸代(子供)

感想・・・泣きました!えぇ。あちこちのサイトさんで、良い話よ!泣いた!!と書いてあったので。ちょっと構えて、涙腺引き締めながら聞き始めたのですが。もう、途中でボロボロと泣き笑い・・。
うん・・まだ、私は泣けるな。大丈夫・・・と、妙なところで思っておりました。

このお話は、面白い構成になっていまして。時系列を逆に走る構成です。つまりは、冒頭のお話が一番新しく。最後の3話目が一番過去のお話になっています。
微妙にお話が繋がっているようで、繋がっていない。共通するのは、Hybrid Childと言う人形ではない成長するものが登場すること。それらを制作したのが、黒田と言う男であること。

そう・・・時代は明治となり。武士の世の中が終わった頃、良家の子息・小太郎はゴミ捨て場で葉月を見つける。
歩き出すまでに5年。話し始めるのに1年。扱いが思いの外厄介だったHybrid Child故に、何回か既に捨てられた事で、おそらくはひねていたであろう葉月。
もっと新しいものが出ているから・・そんな古いものを・・と、小太郎の親が捨てても。小太郎は「葉月でなければ!」と捨てられるたびに拾いに行く。馬鹿で、ボンボンでどうしようもなく怠け癖があって・・の小太郎だが、葉月が寿命を迎えた事を知って、愕然とし。葉月故に真剣に一生懸命に、葉月を助けようとして行動する。
そんな小太郎だから、葉月は主人としてではなく小太郎自身を愛してしまっていた・・。うち捨てられたことで、愛情を受け付けなくなっていたかもしれないだろう葉月に、心を与えたのは他ならぬ小太郎。ここで、小太郎に対する気持ちをせつせつと語る葉月役の鳥海さんが、もう素晴らしいんですよ。それだけで、泣けてしまう・・雫
制作者・黒田に「月の雫」があれば、なんとかなるかもしれない・・・と言われるが・・。
この月の雫が見つからなかった時の小太郎役の福山さんが、またもう!!泣けるんですよ。きっと泥まみれで、ズタボロで・・でも、涙や汚れでグチャグチャとなっていても、葉月の目には「この世の中で、最も美しい」と思わせるものだったのではないかと・・想像が出来るほどに。
そして、一年後・・。小太郎の元に、お客が現れて・・・。
キャストトークで、福山さんが気になったと言うお金は・・おそらくは私もそう思います。だって、黒田は彼ら二人を思ってやってくれたんですもの。

続く2話目。
ご主人様は、いつも悲しい目をして。夜の庭に立っている。花々に囲まれていても、辛そうな目をしている。
ご主人様とは、Hybrid Childの制作者である黒田の幼馴染みで親友の瀬谷。そんな彼のHybrid Childは、純真無垢な子供のまま何故か成長しないゆず。
ゆずは、夜の庭で悲しい目をして立っているご主人様の力になりたい。支えることが出来る大人に一日も早くなりたい!と思っているのに。
でも、ゆずはいつまで経っても子供のまま。そんな時。町で出逢った女性型のHybrid Childから「ご主人様自身をお尻の穴に入れてもらって、ぐちゃぐちゃのドロドロ(゜゜)\バキッ☆となって愛してもらえたなら、大人になれる」と聞いてきて。
早速、やってみましょう!!と張り切るゆず。
意味分かってないだろ。。そもそも、帰宅第一声の「まぐわいましょう!」でさえ、意味分からなかったはずなのに(大笑)・・分かっていたら、そんな昼日中に大声で言わないってばスマイル(大笑)。
そこで恥ずかしいと言う気持ちを覚え、胸がキュンキュンするほどの動揺を覚える。しかし、その翌日。ゆずは明らかに大きくなっていた。そんなゆずのための品を買いに出かけた時、瀬谷は暴漢に襲われる。
それは、瀬谷が悲しい目をして庭に立っていた理由・・・ご一新前の戦いで、多くの将兵を傷つけてしまった事。その逆恨みの凶刃を受けて、瀬谷は失明してしまう。
もっと良い養い親に恵まれた方が良いだろうと、瀬谷が黒田の元にゆずを返そうとした時。ゆずは涙ながらに訴える。
僕が子供のままだったのは、美しいものしか知らなかったから。醜いものを一切知らないままだったから・・・。だから、瀬谷様の側で、僕にそういう事を全て教えて下さい・・・と。
そして、庭に立つ瀬谷の側には。成長したゆずの姿があった・・。
もう、第二話は。ゆず役の宮田さんの圧勝!で涙が出ました。見つめているしかない子供のゆずと。一晩で大きくなったゆずと、エンディングの成長したゆずと・・。子供・少年・青年の3通りを見事に演じていらっしゃるのですもの。声を聴いただけで、ゆずがどのくらいの身長なのかまでが見える。
特に、一晩で大きくなったゆずのシーンは鳥肌が立ちましたねぇ(^-^)。

2話目は、会話の中に黒田と言う名前が出てきて。あ・・1話で出てきた開発者のおっさん・黒田とリンクしていますが。

最後の第三話である、開発者・黒田と幼馴染みの瀬谷。そして、ご家老の息子であった月島との友情物語で、第二話の瀬谷・黒田とリンクしていました。

黒田が何故、Hybrid Childを作ろうと思ったのか?それは一生かなえることが出来ない恋心故・・。

1人と1人と1人。幼い頃から、いつしか一緒に成長した黒田と月島、そして瀬谷。
一見すると、瀬谷と黒田が仲良しで。寄ると触るとケンカばかりしている黒田と月島は仲が悪いように思えるのに。
実際には、月島のためにひよこ饅頭を常備し。試作中の人形の顔は、何故か月島の幼い頃にそっくりで・・。
一方の月島も、黒田が好きだからと桜の花を持ってきて贈ったり。とかく、素直になれない二人。
しかし、明治維新の戦いで、公方様に味方していたばかりに勝つはずのない戦いに、藩をあげて闘うこととなり。案の定敗戦してしまった賊軍の彼らの藩。その責任を取らされて、月島が切腹する事となる。
そんな最後の夜なのに、ここでもまだ「お前が大嫌いだ!大嫌いだ!大嫌いだ」「先に言うな!」と言いながらお互いをかき抱く涙ぽろり
好きだと口にして言ってしまえば。死んでいく者はそれで終わりでも。残された方は、死んでいった者の分まで背負って生きていかなければならない。だからこそ、好きだと口にする事なく、二人は思いを伝えあう。
そして、時が流れて。連れ歩いていた開発中のHybrid Childが初めて口にした言葉は、かつて月島が黒田に言ったのと同じセリフだった。
人形でもない成長するHybrid Childは、育てる者の鑑。想い出の中の月島の顔が、どうだったか?それは思い出せなくなっていても。黒田は、遂げることが出来なかった思いを胸に、また開発を続けるのだろう・・・
そう思わせる最後となっていました。
明治維新前、1人と1人と1人が若者だった時の黒田の声と。一話の黒田の声と、年月分の重みを感じさせてくれた井上さんは言うまでもなく。
泣きながらも、決して逃げようとはしなかった月島の美しさを感じさせた緑川さん。切腹前の夜のやりとりを聴いて、泣かずにはいられませんでした。そのくらい渾身の演技でしたねぇ。
江戸から明治に変わる頃に。成長する人形があるはずなかろう?と言う突っ込みはおいといて。まさしく、名作としか呼べない作品だと思っています。





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最終更新日  2008年05月13日 20時46分39秒
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