2007年度私的BEST10(書籍編)
去年の初頭、視力が両眼で1,5だったのが0,3になってしまった事を知った。運転してて、交差点の名前や看板の字などが見えにくくなってきたので眼鏡屋さんで調べて貰ったら0,3だった。こうなるとすぐに眼鏡を作らない事には不安で運転に支障をきたす。で、去年から度付き眼鏡をかけ始めたんだけど、そもそも遠くが見えないので作った訳だから、その眼鏡をしたまま書物を読むと全然焦点が合わない。かといって、裸眼だと普通に読めるので遠視って訳じゃない。かろうじて老眼の危機は免れてるようだ。なので書物を読む時だけは眼鏡を外す事になった。しかし、焦点を合わせる眼の筋肉が衰えてるのでそんなに直ぐに焦点が合わない。そして眼鏡に慣れた「眼」は裸眼で書物を読むとスグに疲れるようになってしまった。というわけで、去年は一昨年に比べて読書量が4分の1に...。合計で70冊弱。ま、後半ちょっと忙しかったってのもありますが。ここにきてようやく読書法みたいなものを掴んできたんで、だんだん読めるようになってきた。そんな苦労の多かった2007年のワタクシ的BEST10。但し、順位は付けてません。◯ミノタウロス/佐藤亜紀◯市民ヴィンス/ジェスウォルター◯片眼の猿/道尾秀介◯私の男/桜庭一樹◯ハル、ハル、ハル/古川日出男◯復讐はお好き?/カールハイアセン◯血と暴力の国/コーマックマッカーシー◯オンザロード/ジャックケルアック◯キューバリブレ/エルモアレナード◯ゴールデンスランバー/伊坂幸太郎とまあこんな感じ。最近読んだ本、多し。敢えて順位を付けるならば、BEST3は。1位、私の男。2位、ミノタウロス。3位、ゴールデンスランバー。ってところでしょうかね。「私の男」は結構長い間「積ん読」になってたんだけど、こんなに面白かったらもっと早く読んどきゃ良かった。「オンザロード」はかつて「路上にて」っていう邦題がついてた本。邦訳がイマイチって言う事で長い間手が出なかったけど、去年新訳で出たので読んでみた。これも若い時分に一度読んでおくべき本だったなぁ...。明日は音楽編。