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大日本印刷 <7912> は9日、今3月期の業績見通しを下方修正した。連結売上高は従来計画の1兆6000億円に対して1兆5850億円(前期比5.1%増)、営業利益は1100億円に対して1020億円(同8.8%減)、経常利益は1145億円に対して1050億円(同15.8%減)に修正した。液晶用カラーフィルター(CF)を中心とするエレクトロニクス部門の営業利益が前期比47%減少の200億円となり、従来計画を65億円ほど下回ることが下方修正の主因。
シャープ工場内の第8世代向け液晶カラーフィルターは順調に拡大しているものの、価格低下が予想よりも厳しく、エレクトロニクス部門の下方修正を強いられた。カラーフィルターの価格は今中間期における6ヶ月間で20%下落していた。会社側では下半期に第8世代向けのウエートを上げることで値戻しを計画していた。実際に10-12月期における価格は前年同期との比較で上昇したが、計画ほど戻ってはいない状況。年間を通じた価格下落は10%を目指していたが、15%程度の下落は避けられない見通しとなった。(S.K) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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