7月24日のアナログ停波まで2カ月強。
先日の日記にも書いたが液晶テレビの値段が下がってきている。
エコポイント騒動に乗り遅れた人には朗報だ。ここにきて薄型テレビの価格が大幅に値下がりする現象が起きている。売れ筋の画面サイズ32型では実質2万円台まで暴落する機種も出ている。
大型連休明けの都内の量販店のテレビ売り場には、昨年11月のエコポイント半減直前のような熱気はない。しかし、所狭しと並んだ商品には「特価」「タイムセール」などの文字が躍っている。
目玉商品がゴロゴロしているのが32型。アナログからの乗り換え組や2~3台目の利用者に人気のサイズだ。福山雅治のCMで知られる東芝「レグザ」の普及機種は、複数の量販店でポイント還元を差し引いた実質価格が約3万円に設定されており、中には実質約2万9800円で販売している店もあるようだ。
薄型テレビが普及し始めたころには価格の目安は「1インチ=1万円」だったが、ついに「1インチ=1000円」を切る時代になった。
シャープの「アクオス」32型も普及機種が3万2000~3万3000円台で売られるなど、実質価格やポイントなしの現金特価で3万円台で手が届くようになった。22型や26型など画面サイズが小さい機種より32型の普及機種の方が値段が安いという逆転現象も起きている。
なぜいまになって価格が急落したのか?
「3月末のエコポイント終了の駆け込み需要を見込んで各社が積み増した在庫がまだ残っているので、価格を下げて売っている」と解説するのは調査会社BCNの道越一郎エグゼクティブアナリスト。東日本大震災の影響で3月末の商戦が空振りとなった結果、「目玉商品」がまだ残っているというわけだ。
このため、爆安価格の32型テレビは総じて在庫が少なかったり、「発送まで1カ月近くかかるものもあります」(店員)というから要注意だ。ソニーの「ブラビア」の普及機種は一部の量販店で実質2万円台で販売されていたが、現状では多くの店で在庫切れしている。
安い時が買い時!
震災の影響でテレビの部品不足が出ている一方、(基幹部品の)液晶パネルの供給は世界的にだぶついているなど複合的要因があって今後の価格動向は読みづらい。機種や機能に強いこだわりがないなら、いま安くなっている商品を買っても問題はないのではないか。
人気の薄型テレビはこれだ
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