カテゴリ:カテゴリ未分類
「7日間ブックカバーチャレンジ」 7日目 最終日です。 『心のお茶。大切な人へ』 ~ハーブがつなぐ心潤う香り物語~』 井上 泉 著 アトラス出版 2019年6月刊 出版ほやほやの初夏のさわやかな日に、まさにハーブの香りが漂ってくるかのような若草色の新刊本を、井上さんからいただきました。ありがとうございました。 ブックカバーチャレンジ、取り上げたい本は山のようにありましたが、最終日にはぜひ取り上げなくてはと。 井上さんが「大切な人へ」の想いを心のお茶「Shiho」に託して、美しい文章で綴っているエッセイ集です。 さまざまなハーブたちと、銀箔のハートが調和しあって、一杯のカップに注がれている装丁は、著者自身のどうしても譲れないこだわりから生まれた珠玉の表紙となっており「一杯のハーブティーからハーブの優しい暮らしが広がっていけばいいな」という願いが込められているそうです。 「あなたの心のお茶をみつけてください」いう前半は、初めての方に、どうしたら心のお茶を見つけられるかを、ハーブティーの実用面から分かりやすく書き綴っています。 そして後半のエッセイ「Herb Talk」。 そこには20年以上前のラベンダーとの出合いから、以後、常にハーブのある暮らしの中で、楽しいときも、苦しいときも、ハーブの香りに癒された歳月にまつわる30のエピソードを、美しいハーブの写真とともに重ね合わせた著者ならではのエッセイです。 タイトルの一部。 「脳は年齢とともに育つ」「子供時代の自然体験」「秘密のハーブ」「午後2時の門限」「虹」「未来からのメッセージ」「つらい時には」「葉書」「できない理由を探さない・・・・・・でも慎重に」「時雨心地」「起こったこととどう付き合うか」「悩んだら原点に戻る」「植物から学ぶ」「一度や二度のつまずきは誰にだってある」「日常 非日常」「心がキラリと光る瞬間」 それぞれのエピソードには笑いあり、涙あり、ガッテンあり、フムフムと共感あり、そして襟を正したりと多岐にわたっています。 その中のひとつベルガモットに、私の妻に関わるエピソード「くま先生と育代先生」をあたたかく思いやりあふれるタッチでさらりと綴ってくださり、天国にいる伴侶とともに近年でもとも嬉しい出来事となりました。 あなたの「大切な人へ」のプレゼントとして、普段は恥ずかしくてなかなか言えない”あなたは私の大切な人なんですよ”という言葉と気持ちを添えてプレゼントするのにふさわしい本です。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
くま先生
お礼が遅くなりました。 素敵にご紹介下さりありがとうございます。 先生から沢山の画像をご提供いただき、応援していただけたからこそ世に出す事ができました。奥様にも沢山教えて頂きたい事がありましたので、残念ですが、思い出の中のお姿からも沢山学べております。 (2020.11.03 22:13:54)
井上泉さんへ
コメントありがとうございました。 出版されてもう1年半となるんですね。 まだついこの前のように思い出されますが、月日のなんと速いこと。 こちらこそいろいろとありがとうございました。 (2020.11.11 22:28:04) |
|