黒柳徹子さんの軌跡を描くテレビ朝日の昼のドラマ「トットちゃん!」は第6週を終えました。
まずは、簡単にストーリーをまとめます。(テレビ朝日で『シンゴジラ』を見ながらの執筆につき、本当に簡単です)
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昭和24年、朝(チョッちゃん,松下奈緒)・徹子(トットちゃん,清野菜名)親子は避難先の青森県から東京に戻り、新たなる生活を始めます。住まいは昔と同じ大田区北千束。空襲で一部焼損したので、チョッちゃんが稼いだお金で修復しました。
家の裏手に教会ができ、トットちゃんはそこの若い牧師に惚れ込んでしまいます。「父・守綱(山本耕史)の早期帰還を祈る」のを口実に毎日会いに行く状態。さらに、できないのに「音楽家の娘だから」という理由で日曜礼拝でのオルガン演奏をかって出たり、両親が新婚時代をすごし、焼け残って住人たちが戻った乃木坂のアパートで、召集を受け軍隊での料理番を務め復員したシイナさん(小沢征悦)が開いたカレー屋に招待するなど気を引きましたが、婚約者の存在を知って、恋も冷めてしまいます。トットちゃんにとっては、小学校時代の菊池君に続くものでした。
その後、結婚以後絶縁状態にあったチョッちゃんの父・周道(佐藤B作)の病死を知り、弔問のため親子で北海道へ戻ります。ここでチョッちゃんは、母・三好(古村比呂)から「絶縁しても常に心配していた」と真実を知ります。
やがて、父・守綱が復員して帰ってきました。守綱は召集前に在籍した「帝都交響楽団」に戻り、コンサートマスターとして復帰。チョッちゃんも、離れ離れになっていた期間を埋めるかのように、守綱の仕事についていくようになりました。
そしてトットちゃんも音楽学校へ進学し、チョッちゃんと同じ道を歩むのですが・・・
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ここで、きになった点を。
ちょうど、戦後の混乱から落ち着きを取り戻すころで、守綱の帰還祝いとしてすき焼きができるほどの余裕が生まれてきた時期です。ですが、チョッちゃんは、「抑留中ろくな食事ができなかったかも知れないから」と、翌朝はビフテキ。さらに、「お夕飯はトンカツにします?ハンバーグにします?」と訊いてきます。お肉責め!夫のためとはいえ、けっこうな贅沢な感じがします。
明日からは、トットちゃんが放送劇団の入団試験を受けるところから始まりそうですね。どうぞ、お楽しみに。