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カテゴリ:テレビ
稀代のシャンソン歌手・越路吹雪さんの生涯を描いたテレビ朝日の昼のドラマ「越路吹雪物語」。シリーズもあと1ヶ月となりました。
その前に、2月26日~3月2日までの第8週をまとめました。 ----- 妻を喪った舞台美術の真木(長谷川朝晴)に恋をした吹雪(瀧本美織)でしたが、「息子がまだ母親である私の妻を忘れられないでいる」という理由で別れを切り出されます。そしてスペインへ傷心旅行に出かけますが、現地で見聞したことから、このような結論を導き出します。 「私のうたは何かが足らない。それはお茶漬けみたいなもの。サラサラと食べられてしまうような」 ということで吹雪は自分の歌に深みとパンチを持たせようと模索し始めます。半月後、吹雪はスタジオでバンドマンの内藤法美(長谷川純)の弾くピアノの音色に惹かれます。そこで吹雪は法美に「曲の編曲をしてください」とせがみました。ですが、法美は頑として断ります。 しかし吹雪はあきらめることなくお辞儀や手紙、レコードの送りつけなどで説得を続けました。そしてようやく吹雪の猛アタックに折れ、法美は編曲を引き受けます。 私生活では家を購入。倉庫に預けていたグランドピアノも置ける家です。吹雪は自宅で法美やマネージャーの時子(木南晴夏)とともに編曲や練習をしたり、自宅にスタッフや友人を招いてもてなすようになりました。ですが、吹雪には妙な癖があり、お酒が入り酔うと自分の靴を来客にプレゼントしちゃうのです。ですがもらった側は翌朝時子のもとを訪れて靴を返し、吹雪の自宅の下駄箱にコッソリしまうのでした。 そんなある日、吹雪は時子に恋文の入った封筒を渡し、「内藤さんに渡して」とせがみます。「いつものことだからしょうがない」と時子は頼みを引き受け、法美に渡します。 そしてその夜、吹雪の自宅に法美から電話が入り、バーへ呼び出します。そして「相思相愛」であることを伝えたのでした。 そして月日が流れ、吹雪もトップシンガーとしてさらなる飛躍を遂げました。法美とも付き合ってはいましたがお互いの仕事が忙しくなりすれ違いの生活になってしまいます。そんななか、吹雪は「もう終わりだ」と絶望して悲観にくれてしまうのでした。 ----- ちょうどこのころから、吹雪は妥協しないストイックな姿勢へと変わっていきます。そのせいでしょうか、極度の緊張を招くようになります。そこで時子は、この言葉で吹雪の緊張をほどき、ステージへと送り出したのでした。 「あなたは虎、お客様は猫」 虎はどの動物より強く、黙らせることができるからです。 なお、3月2日放送ぶんの後半から、吹雪役・時子役のキャストが青年期から絶頂期へと変わりました。 吹雪役は瀧本美織さんから大地真央さん、時子役は木南晴夏さんから市毛良枝さんです。個人的感想ですが、いずれも、雰囲気を損ねていません。 どんなクライマックスが待っているか、シリーズ最終月も期待です。
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最終更新日
2018/03/04 10:15:24 PM
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