ネズミ捕り作戦!ひっかかったのは・・・
最近また子ネズミがチョロチョロと出没している我が家。夕べは寝ている時に、何者かがかりんの足の上を走っていったらしい。「なんだかツルツル、スベスベしたものだったよ」と、かりん。「ヤモリかもしれないね~」というと、「うーん、なんかもっとツルツルした毛が生えてたような・・・」やっぱり、ネズミかしら。やだ~ん。1階の冷蔵庫の両横には、ネズミ対策として、ハエ捕り紙が置いてある。冷蔵庫の隣は廊下になっていて、その奥にトイレがあり、トイレの向かいに物入れがある。どうもネズミ達はその物入れに住まっているようなので、その物入れから出てきて、冷蔵庫の後ろを通り、台所を走り回る前に、ハエ捕り紙にひっかかっていただこうという寸法。でも、ネズミって結構かしこくて、よく学習するようだ。かなり大胆にあちこち走り回っている割に、ハエ捕り紙は危険だというのを知っているらしく、避けて通っているのか、なかなかひっかからない。そんな中、今日は違うものがひっかかってしまった。「ぎゃー!」と叫び声をあげたと思うと、「なんでこんなところに、こんなもんがあるのよ~」とかりんが叫んでいる。ひっかかったのは、ネズミではなくて、かりんだったのだ。「だいたい、ハエなんていないのに、なんで床にハエ捕り紙が置いてあるのよ~!」半泣きのかりん。「え~、だって、それ、ネズミ捕るために置いてあるんだよ。そこに置いてあるの、今まで知らなかったの? 床になにがあるか見もせずに歩いてたの~?」と思わず言ってしまった。「だって、床なんか誰がいちいち見て歩くのよ~」とかりん。「え~、何が落ちてるかわかんないじゃん、普通は床も見て歩くでしょう?」なんて言ったものの、私も正直言って、人のことは言えない粗忽ものである。「そのべたべたは、油で落ちると思うよ」と言って、ティッシュとクッキング・オイルを渡してやった。それで足を拭いて、落ち着いたらしいかりん。「・・・なんか考え事しながら歩いてたんでしょう?」と聞くと、かりんがくすくす笑い出した。実は、トイレに行こうとして、その廊下を通りかかったかりんだが、その廊下の奥の義妹の部屋で、お手伝いのお姉さんがテレビを見ていたことに気づいた。それで、どうやってお姉さんをびっくりさせてやろうかと考えながら歩いていたら、ハエ捕り紙を踏んでしまったのだそうだ。「ほら~悪い事考えるからー自分がそういう羽目になるんじゃないの~?(笑)」「へへへ~」と照れ笑いするかりん。まあ、私の置き方も悪かったんだけどね。ネズミがひっかからずに、娘がひっかかってしまうとは・・・。