【店舗紹介】


今回は、六本木にあるブルースバー「ブルース・ドッグ・カフェ」をご紹介します。
　オーナーである黒嵜隆さんは、車イスの弁護士さんでもあります。
熊本から上京した黒嵜さんは大学３年生の時、当時大好きだったバイクを運転中、事故に遭われ、それ以降車イスでの生活が始まりました。
それまではマスコミへの就職を目指していた黒嵜さんでしたが、事故を契機に方向転換。弁護士を目指し１０回目の司法試験で見事合格。
現在は知人の弁護士さんと「フロンティア弁護士事務所」を構えてみえます。
　そんな黒嵜さんが、高校生の頃から好きだったのが「ブルース」。
でもブルースを聴けるお店を探すと 、そのほとんどが地下だったり窮屈であったりすることが多く「だったら自分でつくってしまおう！」と『誰でも楽しめるバー』をつくったのが２００５年。
完全バリアフリーの店内では、本場のブルースが流れ、水曜日と土曜日にはライブもおこなわれています。
　六本木通り沿いの１階のお店から流れるブルースは、通りがかる人々の足をとめ、音に誘われて店内に入っていくお客様もいらっしゃいました。
お料理も美味しく、１１：３０～１７：００まではランチも食べることができるそうです。
居心地の良い店内で、朝までお酒片手にブルースを聴くというのもいいですね。


【おすすめ料理】

「バッファローチキンウィング　ハニーマスタードソース」　Ｓ：７５０円　　Ｌ：１,４００円
甘ずっぱくピリッと辛い味付け。
添えられたソースにつけて食べると、少しマイルドになって２度おいしい。
おかわりしました。

「シュリンプ＆アボガドサンド」　　１,１５０円
トーストされたパンにぷりぷりのエビとアボガドのソースがはさまれていて、迷うことなく注文しました。
サイドのポテトもサクサクでホクホク、おいしかったです。

ドリンク
オーナーはお酒も大好き！
バーボン、ワイン、ビール、焼酎、本格的なカクテル、ソフトドリンクと、豊富に揃っています。


【お店の対応】
六本木駅への帰り道は登り坂なので、上まで送っていただけるそうです。
オーナー自身が車イスを使用しているため、バーカウンターも車イスのまま楽しんでいただけます。


【バリアフリー情報】　　2006.6現在
店舗内、完全バリアフリー設計です。
＜営業＞
定休日：日・祝
ランチ　11:30～
バー　　18:00～midnight
＜入口＞
ドア幅　92cm
＜室内＞
テーブル下
　テーブル　　68cm
　カウンター　78cm
＜トイレ＞　
障がい者用　入口　80cm
＜情報＞
室内及びトイレまで楽に回れます。
＜駐車場＞
多くのお客様が、車に障がい者用ステッカーをはって、店前に駐車しています。
道路を挟んで向かい側に有料駐車場（平置き）があります。障がい者用はありません。

＜所在地＞
港区六本木3-4-31 サマセット六本木ビル１F
http://www.bluesdogcafe.com/
TEL＆FAX：03-5114-6950

【アクセス】
バリアフリーマップはこちらから
　大江戸線（日比谷線）六本木駅からの道順



【THANKS】
「ブルース・ドッグ・カフェ」　オーナー　　黒嵜様

インタビューありがとうございました。
事故に遭われてから弁護士になるまでのお話、ブルースへの想いや、ブルースのルーツのお話、ご出身の熊本の話などなど、どれも心にスッと入ってくるお話でした。

「ブルース・ドッグ・カフェ」　店長　　中川様
取材へのご協力ありがとうございました。
心地よいお店の雰囲気と美味しい料理で、取材後半からはついつい「お客さん」として楽しんでしまいました。
　　
ジョイ・コンサルティング株式会社　社長　　木村様
今回は「ブルース・ドッグ・カフェ」をご紹介下さりありがとうございました。
いつも何かと気に掛けて下さり感謝致しております。


【編集後記】
取材中、黒嵜オーナーの弁護士仲間の方々が次々とご来店され、一時は「弁護士さんで一杯のブルースバー」に。オーナーはじめスタッフの皆さんのお人柄を感じました。
まさに「enjoyーflat」ですね。（不破み）

六本木でこんな静かで落ち着けるところがあるとは！ライブもきけてお食事もできて大人のバーでした。
ドリンクのメニューも多く、迷うほど。（堀本）

音楽もお酒も好きな私は、取材を忘れそうになるぐらい楽しませていただきました。
女性一人でも、安心して行くことができるお店です。（不破あ）

六本木駅周辺は異国ムード。喧騒の中、坂を下ったところにバーがあります。ライブを満喫しながら、ゆったりした時間を楽しめました。（豊田）