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カテゴリ:お勧めBOOK
『エレニア紀(1)眠れる女王』2006.07文庫380p
◇内容◇ 太古の昔、孤独なトロールが群青色の石を磨きあげた。石は神々の加護を受け、絶大な力をそなえた―そして今、王家の擁護者である聖騎士スパーホークが流刑を解かれエレニアに戻った。故国では司教の陰謀により、若き女王が死の病に倒れていた。病の進行を止めるべく聖騎士団と教母は女王をクリスタルの中に眠らせたが、その術を保つための犠牲は大きかった… ***************************** 装丁はメルヘンチックですが、内容は剣をもち魔法もあやつりれっきとしたファンタジーの王道 出だしの数ページは、太古の昔の神々のお話。 まぁ、ロード~の「私の愛しいシト」のゴラムが指輪を見つけて隠してとかそういう感じの類。 ここを読むと時代は中世になりますので"石の力"と"石の行方"をよく読んで把握して下さい。 主役である騎士スパーホークは、英雄を絵に描いたような男性。剣はもちろん、背も高く体格もよくユーモアのセンスもある。彼が、10年故国を離れ戻ってきた時には、女王はクリスタルの中で眠っていて、司教が実権を握ろうとしていた。 司教の野望を打ち砕くには、クリスタルの中で眠っている女王を目覚めさせなければならない。 しかも、クリスタルを作り女王の命を留めさせている12人の騎士が死ぬと女王も死んでしまう。 お話は、ここらへんで終わり、第2章へと続きます。 「永遠の騎士エルリック」よりも話がスムーズでわかりやすく読みやすいです。 ファンタジー好き、騎士好きにはおすすめ★★★★・ 5章まで話は続きます お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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