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カテゴリ:映画
『どろろ』公式サイト
制作データ;2006日/東宝 ジャンル;アドベンチャー 上映時間;138分 指定;PG-12 監督;塩田明彦 原作;手塚治虫 出演;妻夫木聡/柴咲コウ/瑛太/中井貴一 劇場:2/21(水)有楽座 ◆STORY◆ 戦乱の世で天下統一の野望を抱く武将・醍醐景光は四十八体の魔物から強大な力を与えられるが、その見返りに生まれくる我が子を捧げた。やがて体の四十八ヶ所を奪われて生まれた赤子は捨てられ、呪医師・寿海の秘術によって救われる。身を守るため左腕に仕込まれた妖刀と同じ百鬼丸と名付けられた子どもは成長し、魔物を一匹倒すごとに体の部位が1つずつ戻る定めなのだと知る。魔物退治の旅に出た百鬼丸は野盗・どろろと出会う…。 ********************************** 【タイトルについて】 百鬼丸が主役のようなのですが、なぜタイトルって"どろろ"なんだろう。 だったら百鬼丸とどろろの名前を交換したらいいのに。。 "どろろ"の意味は、作中では"化け物の子ども"って意味らしいのでここからなのかな。 にしても、"百鬼丸"じゃあだめなのだろうか。コレばかりは手塚さんしかわからないかな。 【無敵から弱点が増える百鬼丸】 百鬼丸の48箇所は、呪医師の秘術で死体からできた、いわゆるフランケンパーツなのだ。痛みも感じないのでいくら切られようが刺されようが、たちまち傷もふさがるの。だから結構無敵 でも、1個1個体を取り戻すに連れて刺されたら死ぬ確率が上がる百鬼丸 最初は首や胸をさされても傷口がス~って治って相手を倒すんだけどそうも言ってられなくなるんだよね。あれ、絶対危ないよ。体がきっと覚えてますもん。「俺刺されても平気って」 なので、自分の体を取り返す前が百鬼丸の最強の時なのです 【キャスティング】 妻夫木…暗い過去と自分の過酷な運命を背負っている悲哀な表情はピッタリ どろろに対する"フッ"とした笑いや演技力はです。素敵 柴崎…原作で、どろろは男の子のようだが実は女の子。。。 だから柴崎でよかったのかな。でも、声が高い上に大きな声で汚い台詞で叫び続ける のが観ていて不快になってくる。 彼女の役になるところの演技が伝わってくるが 観ていてイライラするのも、いかがなもんだろうか 中居貴一も文句なし。土屋アンナも妖怪にピッタリな妖艶さがある。「あぁピッタリね」って感じなのだが、驚いたのが瑛太。後半に出るだけだが、髪型衣装、とってもあっている。登場場面もわずかだが、とても存在感があって、彼はいい役者になるだろうなって思った。 【妖怪たち】 あのね(^m^)あんまり期待してなかったら別にいいんだけど、CG使ってとても巧みな妖怪もいれば(蜘蛛の妖怪や土屋の蛾の妖怪なんか○)、ウルトラマンに出てきそうな着ぐるみ妖怪 なんかが出てきてその差があまりにもありすぎて面白いですよ~ どろろがまたがってナイフで「やぁ!」ってさしても、あのぬいぐるみ部分がぼよよんってなるんですよ。ウルトラマンを観ていた方ならどんな感じになるか想像がつくと思いますが・・ ********************************** <総評>★★★☆・ ニュージーランドでの撮影が壮大さを与えていて、戦乱の架空の時代を出すのに良かった どろろが蝿のようにうるさい意外は、妖怪も役者の演技も○。 長い上映時間、集中力が大体持ったのが、土屋アンナの蛾の妖怪を退治し 子どもの妖怪の一件が片がつくところまでかな。 桜の木の妖怪が出てくるあたりから「ん??」って感じで後半突入。 でき加減の良し悪しに差があるものの、比較的楽しめて観賞できます お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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