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以前、揮発油税に関して書きましたが、今回はその続きです。
先日、福田首相が「あのですね~。もし、暫定税制を廃止してガソリンを安くしたら、サミットの席上で他国にどう説明したらいいのでしょうね~。CO2の削減に逆行することを主催国の日本がしてよいのでしょうかね~。」と言ってました。 これには、私は呆れてしまいました。 この人って、ほんとに・・・だな~。 私なら、「日本政府は、暫定税制廃止によりガソリン価格の高騰をある程度抑えることができました。こらからも、インフレ抑制に全力を注ぎ、国民の生活を防衛して、世界経済の安定化に貢献します。ガソリン価格が下げることはCO2削減に逆行すると言われる方もいるかもしれませんが、我が国のハイブリッドなどの世界に誇る優れた技術により、CO2削減に貢献しています。このような工夫で、インフレ防止とCO2削減を両立できるものと確信しています!」と宣言しちゃいますけど...。 「ガソリンを安くしたら」と言ってますが、今月の値下げ後の価格レベルでも日本のガソリンはさほど安くないでしょう。 それは、もちろんイギリスに比べたら安いかも、ハイ。 イギリスは消費税も高いですよね、日本より。地下鉄も高いですね、初乗りで500-600円くらいですから。 でも、以前にも書きましたが、イギリス人って日本人よりはるかにまともな生活をしてると思います。弱者切捨てをしてないからでしょう。 イギリスや北欧は、国が税金をたくさん集めて、国民に分けている感じです。 アメリカは、税金とかは安いですが、国民一人一人に「がんばってね、アナタ次第ですよ!」 と言っている感じかな。 で、日本は「税金ね~たくさん集めますよ。でもね~幸せになるかどうかは、あなたの頑張りしだいですよ~。」って感じですね。 欧州・アメリカの悪いところだけを取り上げて、国民に「ほらね、貴方達は、文句ばっかり言ってるけど、他の国よりは良いのですよ。」と、煙にまこうとするんですね。 私たちがするべきことは、チマチマとガソリンを買いだめすることではなくて、ガソリン高騰時に何の対策を打たない政府、何もかも値上がりしても平気でいる政府に、自分なりの方法で「NO」と言う事ではないでしょうかね。 みなさん、どう思われますか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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