雪が降った。
そういえば5年前の花屋初出勤の日も雪だったんだよな。季節もちょうど同じ頃。
先週の面接の日も肌寒く、5年前に右も左も分からないまま、とぼとぼとボストン中の花屋を回って就職活動をしたことを思い出した。寒い冬だった。ちょうど土曜日だったから人影もまだらで、頬を打つみぞれが冷たかった。家に戻ったらダンナが温かい紅茶を入れて待っていてくれた。まだ、義理の両親の実家の地下室に居候している時だった。
5年後の今は、狭くてボロいけど自分の家もあって、ルナもいる。花屋の経験もあるし、仕事を得るための度胸とノウハウもある。
アメリカで仕事をちゃんとやっていけるだろうか、という心配ではなく、ルナを保育園に預けてちゃんと時間通りに仕事に行けるだろうか、という心配になった。今週は変則的だから、ルナをどこに預けるかの手配で頭がいっぱいだ。
少なくとも、私の人生は少しずつ前へ進んでいる。そして、ダンナは変わらずそばにいて支えてくれるのだ。
頑張ろう。
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最終更新日
2006.02.13 21:38:20
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