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ニッポンとアメリカの「隙間」で、もがく。

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2007.07.16
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カテゴリ:エンタメ_映画
本作でアカデミー主演男優賞に輝いたフォレスト・ウィテカー、最初に観たのは『ブローン・アウェイ』という、ボストンを舞台とした連続爆弾犯人を追う映画で、その頃乗りに乗っていたトミー・リー・ジョーンズ扮する爆弾犯を追うボストン警察の爆弾処理班の一人だった。最初に観た時から落語家の笑福亭鶴瓶に似てるなあ、というのが感想で、このアカデミー受賞作でもやっぱり鶴瓶に似てるなあ、と最初は思ったのだが、その役どころであるウガンダのアミン大統領のカリスマ性溢れる屈託のない笑顔から一転して冷徹な表情に変わると背筋が凍るほど怖くて怖くて、うぉー、ウィテカー演技うめえー、と思いながらぐいぐいと映画の中に引きこまれて行き、最後まで飽きさせなかった。主演男優賞は納得。ストーリーは史実を元にしたフィクションとのことだが、なかなか良く出来ていた。準主役級のスコットランドの医師のやりたい放題加減には『おみゃーがまいた種だろうが』とちょっと言いたくなってしまったが。
反体制派の国民を30万人も虐殺したと言われるアミン大統領であるが、DVDの特典についていたドキュメンタリーフィルムの中の本人はウィテカーが演じたように一見人懐っこく陽気で大柄なアフリカ人といった印象で、とてもそんな残虐なことをした人物には思えない。しかし、何かのインタビューで笑顔からふと真剣な表情に変わった時のその変わりようには、ウィテカー以上に背筋の凍る思いがした。





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最終更新日  2007.07.17 19:35:33
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