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カテゴリ:経営・ビジネス
私は日経MJ新聞(日経流通新聞)を購読しているのですが、先日おもしろい記事を見つけました。
企業が経営の姿勢と方針を込めた「コーポレート・メッセージ」についてです。 先ず最初に、これが消費者にどれだけ認知され、どのような印象を持たれているかを調査した結果が載っていました。 好感度指数が高い企業を上位5社まであげると、 1.ローソン ・・・『マチのほっとステーション』 2.ロッテ ・・・『お口の恋人』 3.コスモ石油・・・『ココロも満タンに』 4.花 王 ・・・『清潔で美しくすこやかな毎日を目指して』 5.ライオン ・・・『おはようからおやすみまで くらしに夢をひろげるLION』 だそうです。 確かにどれもCMで聴いたことがあるメッセージです。 実はその後に載っていた記事が、私的にはとても興味深かったです。 「企業名想起率」といって、企業が発信しているメッセージで発信元の社名を正しく想起できるかというものです。 さて何社正解で出来るでしょうか? A.『あしたのもと』 B.『♪あなたと、コンビニ、ファミリーマート♪』 C.『目の付けどころが、シャープでしょ。』 D.『i'm lovin'it』 E.『Intel Insaide(インテル、はいってる)』 F.『うまい、やすい、はやい』 G.『Inspire the Next』 H.『自然と健康を科学する』 I.『Heart-Beat Motors』 J.『ヒューマン・ヘルスケア』 どうですか? 社名が浮かびましたか? 実は、想起率の1位はロッテの『お口の恋人』でした。 なんと想起率は91.3%で2位の68.7%に比べてダントツです。 近頃、ロッテはCMやっているのかなって思ってしまいましたが、私が子供の頃は、ものすごく耳にしました。 『お口の恋人 ロッテ』というメッセージは、私の頭の中では鮮明に残っています。 もちろんこの調査を行った年齢層によっても変わってくると思いますが、 やはりこういうのが「ブランディング」というものなのでしょう。 ちなみにロッテでは、新人教育において「ブランド」に関する教育を行うそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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