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カテゴリ:書評
先日、仕事の取引先である取扱保険会社の異動があり、2年間お世話になった女性職員が異動となりました。
それで、お世話になったお礼として、なにか贈り物をしようと、いくつかの候補をあげていました。 時は同じくして、ある本が出版され、それを読んでいる最中でもあり、その本は「一筆箋」について書かれた内容でした。 “手書きの「ひとこと」は最高のコミュニケーションツール”と題し、一筆箋やハガキの活用術が書かれた内容です。 私は周りからはデジタル人間だと思われているようですが、一筆箋やハガキ、手紙など、アナログという時代と逆行した手書きが大好きで、文具店に行っては、それらの類をよく探し求めて、それらを用いてよく書いています。 話を戻すと、この本を読んで、ふと思い立ちました。 “そうだ! 一筆箋をプレゼントしよう”と… 早速、文具店に走り、いろいろな一筆箋やカード・メモ類を選び、彼女に贈りました。 どうやら、すごく喜んでいただけたようです。 この本を読んでいなかったら、この案は浮かばなかったでしょう。 現在では、手軽に送れるメールがもてはやされています。 スピードが要される部分では、いまやなくてはならないものです。 それに比べ、手書きの文字はというと、かえって手間がかかってしまいます。 しかし、そのひと手間かける気遣いや心配りが、逆に今の時代には必要であり、また、人の心をつかむようにも感じます。 著者の「むらかみかずこ」さんは、マーケティングツールである小冊子の制作を行なう事業を営まれており、この業界では第一人者として日本一の制作実績を誇っています。 この本の中では、何かひと言、手書きで添えることで、その後の人間関係も大きく変わってくると言っています。 この方から送られてくる書類には、いつも必ず一筆箋で、万年筆で書かれたひと言が添えられています。 とても良い印象を持ったと共に、その方の相手に対する心くばりを感じました。 ちなみに私が一筆箋や万年筆に興味を持ったのは、この方からの影響がとても大きく、また手書きの楽しさを教えていただきました。 デジタル全盛の時代には、とてもインパクトのある良書だと思っています。 できる大人の一筆添える技術 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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こちらこそ、EMGさんのおかげさまで、いろんな手紙のアイデアをいただいています。
一筆添えるって、楽しいですよね。 それで相手に喜んで、感謝していただけるんですから、もっともっとこの素晴らしき世界?(笑)が広がっていくといいなぁ、と思います。 ありがとうございます! むらかみかずこ (April 14, 2009 10:37:05 PM)
むらかみかずこさん
こんにちは! 著者自らのコメント、とってもうれしいです。 昔は極度の筆不精だったんですが、今では正反対になり、自分でも驚きです(笑) むらかみさんとのご縁がなければ、今なお筆不精でいたかもしれません。 ブログ等で書くことの楽しさ、素晴らしさをを教えてくださったことは、とても感謝しております。 ありがとうございます!! 今後とも引き続きよろしくお願いいたします! (April 15, 2009 08:22:50 PM) |