おにーちゃんが交通事故にあい
残った猫に同じ目にあってほしくないと思って
その日のうちに飼い主+猫3匹で
引越ししたけれども
突然の事だったのでまったく準備していなかったので
慌ててトイレと猫砂を買いに行きました。
3匹は、新しい家になれて
落ち着くまで1つの部屋で飼うことにしました。
今まで、3匹とも24時間出入りを自由にしていた為
トイレは外でしていて
猫用トイレを使ったことがないはず・・・。
子猫からトレーニングする方法はよく紹介されてるけど
大人のノラ猫さんはどうしたらいいのか・・・。
とりあえず、3匹に猫砂の入ったトイレを見せて
手でカキカキ掘るしぐさをさせてみました。
そんなことをしてる間に、めたぼちゃんとうーちゃんが
押入れの上のほうにある棚のような所に
上がっていってしまい出てこなくなってしまいました。
急に知らない家に連れてこられて怖かったのでしょう
しばらくそっとしておいてあげることにしました。
ちょびちゃんは部屋の中をうろうろ調査中
意外と怖がってないのかなぁ・・・と思ってよく見ると
床の上にちょびちゃんの肉球型の足跡が・・・。
緊張して汗かいてるのね ごめんね
しばらくすると部屋にあった大きなガラスで出来た灰皿を
ちょびちゃんが触りだしました。
こんな感じの灰皿です
「あっ!触っちゃだめよ・・・」って
言うか言わないかくらいのあいだに
ちょびちゃんが灰皿の上にまたがりました
もしかして・・・と思って見守ると
うんちが出ました
しかも、ちゃんと灰皿の中に。
さっき、部屋の中をうろうろ調査してたのは
うんちしてもよさそうな汚そうな所を
探してたのかもしれないなぁと思いました。
とりあえず、トイレの場所を覚えてもらうために
出たうんちを少し猫砂の上に置いておきました。
その後、ちょびちゃんは無事に猫トイレで
用を足せるようになりました。
エサもちゃんと食べました
問題は、押入れの上の棚に上がって出てこない
めたぼちゃんとうーちゃん。
とても警戒して怖がっていたので
とりあえずエサとお水を棚の上に置いておきました。
夜になるとちょびちゃんは
大きな声で「わぁ~ぉ! わぁ~ぉ!」と鳴きながら
部屋の扉をガリガリやって大騒ぎ。
この時点でめたぼちゃんとうーちゃんは
避妊・去勢の手術をしていたのですが
ちょびちゃんはまだ去勢手術していませんでした。
いつも夜は縄張りの見回りを
雨でも雪でも欠かさずしていたちょびちゃん。
きっと、「見回りに行かないと~
」って
怒ってるんだと思いました。
今日からおうちの中で生活するんだよ
あんなに毎日見回りして
時にはケンカして守っていた大切な縄張り
奪うことになっちゃってごめんね
人間は猫を室内で飼うことによって
事故や病気の心配がなくなってよかった~と
思うけれど
外で自由に育ってきたちょびちゃん達は
事故にあおうが病気になろうが
今まで通りお外に出れた方が
幸せなのかもしれないと思いました
今までの生活を奪った代わりにはならないだろうけれど
なるべく遊んであげたりストレスのないようにしてあげようと
心に誓い、3匹の猫たちに約束しました
つづく
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