おにーちゃんが、交通事故にあってからのお話を
書こうと思います。
この前お話の続きです。
その当時、住んでいたところは
彼氏の実家から車で5分くらいのところでした。
亡くなったおにーちゃんを火葬にするか
埋めてあげるか話し合って
彼氏の実家の庭に、埋めてあげることにしました。
実家の敷地には、離れとして
使っていない2階建ての一軒家があり
残った3匹の猫を室内飼いにするために
急ですが、その日のうちにとりあえずの荷物と
ちょびちゃん めたぼちゃん うーちゃんを
連れて行くことにしました。
いつでも外出自由にしていたので
3匹揃っていないことが多かったのですが
おにーちゃんが事故にあった日は
なぜか3匹ともおうちにいました。
ダンボールにタオルをひいて
冷たくなったおにーちゃんを寝かしてあげました。
何が起こったかわからない猫ちゃんたちは
ダンボールを覗きに来ました。
ちょびちゃんとめたぼちゃんは
覗き込んで、おにーちゃんをクンクン調べて
なんとなく分かったのか それ以上何もしませんでしたが
うーちゃんはまだ1歳ちょっとで
いつも一緒に遊んでいた兄弟の死が分からないようで
「寝ていないで、遊ぼうよ~」と
おにーちゃんの冷たくなった足をチョンチョンと触ってました。
それを見ていて
本当に悲しくて涙があふれました。
そして悔しくて情けなかった。
暗くなる前にその日のうちに埋めてあげようと
ダンボールに入れたおにーちゃんと
3匹の猫を
彼氏の実家の離れに連れて行くことにしました。
キャリーが2つしかなかったので
彼氏にもう1つ買ってきてもらって
3匹をキャリーに入れました。
普段でも、動物病院に行くためにキャリーに入れても
大暴れ+大泣きし
うーちゃんはおしっこも漏らしちゃうのに
急に3匹ともキャリーに入れられ
理解しているかわかりませんが
突然のおにーちゃんの死
普段と違う様子の飼い主の様子を察知したのか
いつも以上に3匹とも大きな声で鳴き
キャリーの扉を開けようと暴れました。
わたし自身も、おにーちゃんが事故にあったのを
見つけてからまだ数時間しか経っていなかったため
悲しくて信じたくなくて
猫ちゃんたちを怖がらせないように
冷静にしようと思ってはいましたが
パニック状態でした。
暴れる猫ちゃんたちに
「大丈夫。怖くないよ~。だいじょうぶだから・・・」
と声をかけながら、車に乗せました。
自分にも言い聞かせてたのかもしれません。
車で5分しかかからない距離なのに
とても長い時間に感じました。
着くまでの間、ちょびちゃんは
キャリーの扉を
本当に壊れるんじゃないかと思うくらいの力で
手で引っ掛けてガタガタしていたのを
今でもはっきり覚えています。
長くなったので、続きはまたUPしたいと思います