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ヒントのソムリエ 仲山考材

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2009年07月20日
XML
カテゴリ:ぷち仲め~る
ぷち仲(少々お待ちを~)です。こんにちは!

「リアルタイムに読んでるよクリック」、
ご協力ありがとうございます!

め~る当日と翌日で、1割強のみなさんが
クリックしてくれました!

しかも、かなりの方がメッセージも送ってくれて、

「おぉー、○○さん読んでてくれてたんだ!」
「ぷち仲と面識ないのに読んでてくれる人がこんなに!」

などと、一人で盛り上がっておりました!


ふと思った不安を、め~るでつぶやいてみて
ホントよかったです!

「まだ押してなかった」という方、いつでも
お待ちしております!
http://clap.mag2.com/criasloudr?realtime



メルマガを出している方は、たまにこんな感じで
呼びかけ(つぶやき?)をしてみるのもよいかも
しれません。

めっちゃ元気もらえましたよ。



では、つづきます!

────────────────────────────────
■ベテランネットショップの将来(ぷち仲の集い) vol.9
────────────────────────────────


今回は、「小売業のワナ」。


小売業というのは、

売れれば売れるほど、やるべき作業が増えて、
人手も必要になり、店舗数も増えていき・・・

という労働集約的な側面があります。

(ネットショップでいえば、梱包発送が典型。)


つまり、こんな感じです。

 -------------------------------
 売れる
  ↓
 業務量増大
  ↓
 効率化
  ↓
 売れるものを売る
  ↓
 売れる
  ↓
 (繰り返し)
 -------------------------------


もちろん効率化は事業にとって必須なのですが、

効率化をしながら売上アップ策を考えるから、
「売れるものを売るほうが効率的だね」
という発想が出やすくなりがちなのかもしれません。


で、これを繰り返すうちに、


  一人ひとりのお客さんを
  見なくなってしまう。


これが小売業のワナです。

ボストンコンサルティンググループ日本代表の
御立(みたち)さんから教えてもらったのですが、
小売業で大きく成長した会社がコケるときの原因は、
みんなここにあると。

特に、お客さんと直に接するのが、ただの「給料をもらう
ためだけに仕事をしているスタッフ」だったりすると、

自社が「お客さんに提供していると思っている価値」と
「お客さんが実際に感じている価値」にギャップが
あっても、誰も気づかない。

または気づいたとしても、そんなことを報告するのは
自分の仕事ではないと思っている、とか。


そうなると、カッコいい理念を作って、

「私たちは、社会に○○の価値を提供します」

なんて謳っても、お客さんは誰もそんな価値を
感じてくれていなかった。

そんな事態になりかねません。


言い換えると、

「なぜお客さんは、ウチの店で買ってくれるのか」

がわからなくなってしまっていると、ヤバいわけです。


ぷち仲、そんな問題意識を持っていたところに、
たまたま昨年、「楽天リサーチ」の担当者と
親しくなる機会があったので、


「“なぜお客さんは、ウチの店で買ってくれるのか”を
 リサーチできるサービスって、作れませんか?」


と聞いてみました。


「アンケートですよね? 作れますよ」(あっさり。)

「まじっすか!? じゃあ、モニターの店舗さんを
 何人か集めて、アンケートの内容を共同で開発する
 なんてどうですか?」

「そんなことができるなら、めちゃめちゃ面白いので
 楽天リサーチとしても、ぜひやりたいです」


という話になり、開発がスタートしました。

具体的には、下記のような項目(20項目)を設定して
答えてもらうことになりました。

 ----------------------------------
 商品価格・送料が安い
 ポイント○倍をやっている
 品質がよい
 品揃えが豊富
 配達が早い
 梱包がきれい
 有名である
 わかりやすい
 お店・店長・スタッフが好き
 買わないけど思わず見る
 メールが楽しみ      などなど
 ----------------------------------

やり方としては、自店舗のメルマガで「購入者」だけを
絞り込んで、アンケートを配信します。

すると、こんな結果が出てきます。
(ほかにも設問があるのですが、1つだけ紹介。)


research1


全部で7つの店舗さんにモニター調査をして
もらったのですが、やっぱりお店によって
結果がいろいろです。

ほら↓


research2


結構ショッキングだったのが、
「お店・店長・スタッフが好き」の項目の低さ。

ほとんどのお店が1割前後にとどまっていました。
1店舗だけ55%という数字。


「メールが楽しみ」もせいぜい1割台。

メルマガの時代が終わったのか、
楽しみに思われるようなメールを書けていないのか。

(ヒント:メルマガの時代は終わりません。)

(ヒント:不安ゾーンの人が書くメルマガは不安オーラ、
     退屈ゾーンの人が書くメルマガは退屈オーラが
     ありそう)



んー、興味深いです。



こういう数字は、「ほかのお店と比べて高いか低いか」
は最重要ではないです。

転換率や客単価と一緒で、一概に、高ければよいとか
低ければ悪いというものでもない。

大事なのは、自店舗のアクションがうまくいったか
どうかを数字で検証すること。

つまり、

「自分が考えている価値」と
「お客さんが感じている価値」とのギャップを
どのくらい理想の方向に埋められたか、

それを定期的に検証することに意味があります。


なので、3ヵ月に一度はこのアンケートをやる、
くらいの使い方をしたいところ。


となると、ネックになりそうなのがお値段。


楽天リサーチのメニューの相場は、

最も安くて1回 5万円、
高いものだと数十万円~数百万円

といった感じなのですが、現在、ぷち仲が

「楽天の店舗さんが定期的にやれるように
 お手軽なお値段になりませんかー」

とお願いしているところです!


楽天EXPOでこの話をしたところ、すでに
「数万円でもやりたい」というお申し出を
何人かからいただいたのですが、交渉中です。

少々お待ちを~。(←もうすぐ中学生風。知らないか…)


「利用したいので安くして!」という方は
ポチっと押していただけないでしょうか!

楽天リサーチ担当者への交渉材料にしたいので。
(押したからって、あとで営業とかしませんし)


「リサーチ利用したいので安くして!投票」↓
http://clap.mag2.com/criasloudr?yasukusite


リサーチモニターの結果グラフを見て
思うところがあった方はこちらから感想を↓
http://clap.mag2.com/criasloudr?reserch1



次回は、「小売業から教育サービス業へ」です。



(つづく)


→つづきを読む




今日も一日、お客さんを笑顔にしたい。

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★子どもが憧れる、夢中で仕事する大人を増やしたい。

仲山進也 nakayama48@gmail.com

ヒントのソムリエ 仲山考材
http://plaza.rakuten.co.jp/empowerment
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Last updated  2009年07月30日 18時27分09秒
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