2006年以来毎年恒例になっている下仁田ネギ栽培。昨年秋にもしっかりとタネを蒔いて苗を育成してきた。タネは本場の下仁田町馬山地区で栽培されているものと同じ系統のものを使用。2008年秋に入手し、冷蔵庫に保存して毎年必要数だけ取り出して蒔いているもので、2年経っても発芽率は落ちておらず、今回も順調な生育を見せた。
この苗の中から生育が良いものを選んで移植するわけだが、今回は諸事情によりかなりの苗を処分せざるを得なくなってしまった。まず、畑があるのは神奈川県なのだが、今年1月に茨城県水戸市に転勤したため、こまめに世話をすることが出来なくなってしまった。そこへ来て、例の震災の影響で今度は4月22日には千葉県成田市へ転勤が決まっているため、何かとバタバタした日々を送っている。そんなわけで、選りすぐりの良い苗だけを移植することにした。
この日は平日だったが有休を取って水戸から神奈川の畑へやって来たわけで、限られた時間での作業だったために植えた苗の本数は確認していない。実際にはこの画像の2倍以上の本数の苗がある。これを7月終わりまでここで育ててから定植する予定なのだが、今回の成田への転居に伴い、成田近辺で貸農園を借りる予定なので、定植は成田で行うこととなる。ただし、まだ新居の近くにお手ごろな貸農園があるかどうかは分かっていない。うまく畑を借りられたら良いのだが・・・。