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テーマ:やっぱり果樹栽培!(2782)
カテゴリ:樹木・花木・果樹
矮性桃のボンファイヤーが開花した。前回開花を紹介したのは昨年4月6日の日記でのこと。が、昨年はカイガラムシが幹にびっしり付いて壊滅的な被害を受けてしまい、衰弱してしまった。いちおう2月から3月にかけてマシン油乳剤を2回散布はしたが、すでにカイガラムシに侵された枝は大半が枯れてしまった。
ところでこのボンファイヤー、国内で初めて売り出されたときは「ボナンザ紫葉」と、あたかもボナンザピーチの赤葉種であるかのような品種名で売られていた。が、ボナンザピーチと同時に育ててみた限りでは、別系統の品種のようだ。花も、ボナンザピーチは八重咲きだが、ボナンザ紫葉ことボンファイヤーは一重咲きである。ちなみに下の画像は3月21日にも登場したボナンザピーチである。 さらにそのボンファイヤーの親の「筑波2号」がどういう品種なのか調べたところ、「赤芽」×「寿星桃ピンク一重」の実生から選抜されたもので、食用モモの矮化台木として使用されるらしい。寿星桃とは、極矮性のハナモモで、ピンク一重のほかに赤、ピンク、白、咲き分けの八重咲き品種がある。そうかあ、ボンファイヤーにはハナモモの血が入っていたわけか。どおりで果実が小さくて甘くないわけだ(笑)。 そして、現在育てているボンファイヤーの2代目は、今のところ4本とも矮性で葉が赤い。筑波2号から数えて3代目になるこの実生苗、それぞれ形質の違いがどのように現れるのか、ますます興味深くなってきた。あと、昨年の春に川中島白桃にボンファイヤーを交配し、収穫した種子を4個庭に埋めておいたはずだが、現在のところ発芽が確認できていない。大丈夫か? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.03.31 21:25:36
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