カテゴリ:50&60年代無伴奏中心
Shirley Collins
ヘイスティングズ出身の民謡歌手によるデビュー作。 伴奏楽器はシンプルだし、無伴奏も多いです。そもそも彼女のような歌い手は感情の起伏を表に出すことをあまりしないので、一般的なポピュラー音楽を愛聴している人にとっては、少し物足りなく感じられるかも。現に私も、初めてシャーリーの歌を聴いたときには「最重要人物と謳われているけど、自分には合わないかも…」って思っちゃったもんね。 でもですね、今ではこの素朴な歌唱がすっごく心地よいんですよ。よくいる熱唱系シンガーと違って、聴き続けても「曲」に飽きることはあっても「声」に飽きることはほとんどないことだし。シンプルイズベストですな。 シャーリーの声は、骨格だけ見れば太そうな感じするんだけど、実際にはわりと細めでメゾソプラノ~ソプラノの中間あたりに位置してます。 収録曲の中では、2、6、14が気になる存在。 2はいわゆる萌えソングなんだけど、シャーリーが歌うと途端に清楚ソングに変身。 6は途中に組み込まれてる「おい」の声が怖いんだけど、これってあれですか、豚の鳴き声ですか?(Swineは豚とか嫌な奴とかの意味) 14もまたかわいい。イアン・キャンベル・フォーク・グループのバージョンも良いけど、こっちもいいね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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