カテゴリ:90年代男性ソロ
ドロレス・キーンの弟であるショーン・キーン(ちなみにキーン家の子どもは7人。ショーンは末っ子)もまた、奥行きのある喉の持ち主。声の庶民的さでいったらドロレスより上かもしれないし、くつろぎ感ならば確実にこちらのほうが上。 ディック・ゴーハン系統のフツーの中年声で、これといった個性があるわけじゃないけど耳心地はとても良い。 どこかで一度は目にしたことがあるメムバーが多数いて、ゲスト陣は非常に豪華なもので伴奏面にも期待が集まりそうだが、そこは歌い手の個性を潰さない。ここまでのメンツを揃えながら、この程度の露出に抑えるのはやはりプロ。だてに長いこと音楽で飯食ってないな。 一聴、おとなしめだけど確実に染み込んでくるアレンジを施しているのはショーン、アーティ・マッグリン、そして義兄のジョン・フォークナー(もう離婚済みかもしれんが)。 アーティはアコギ、義兄とその妻ドロレスはハーモニーボーカルでも協力している。 店によっては300円以下で投げ売りされているが、質の良い平和な男性シンガーものを聴きたいときには手を出してみるのも良さそうだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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