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英国民謡好きの戯言

英国民謡好きの戯言

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2005/09/01
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カテゴリ:70年代女性ソロ

  1. The Generous Lover
  2. The Bantry Girl’s Lament (Ireland)
  3. Ta mo Chleamhnas Deanta (My Match Is Made)
  4. Lord Gordon’s Reel (Michael Coleman)/The Laurel Bush (Kathleen Harrington)
  5. Johnny And Molly
  6. The Shaskeen Reel (Michael Coleman)
  7. Lament For Owen Roe O’Neill
  8. Seven Yellow Gypsies
  9. Tommy Coen’s Reel (Tommy Coen)
  10. There Was A Maid In Her Father’s Garden
  11. The Carraroe Jig/Whelan’s Jig (Tommy Whelan)
  12. The Bonnie Bunch Of Roses O


Dolores Keane
and the Reel Union
with Peadar Mercier and Mairtin Byrnes

 今でこそ肝っ玉母ちゃんだが、ドロレス・キーンにも娘時代があったのだ。なんて当たり前の話は置いといて。
 25歳になる年に発表された本作はソロ1枚目で、デ・ダナンへの参加はまだ先の話。しかし表舞台に出たのはこれが初めてではなく、チーフタンズや英国のリチャード&リンダ・トンプソンの作品に客演していた。

 20代半ばといえど歌いっぷりには何の臆面もてらいもなく、まるで20年前から人前で歌い続けてきたような風格がある。
 美声とはちと違うが深みのあるまっすぐな声で、聴き続けていてもまったく疲れない。アイルランドを代表する女性シンガーと認められていることを知らないあなたでも、本作を聴けば「なるほど、若い時からこの歌い方なら評判の高さも納得」となるのではないだろうか。

 朗々とした歌唱が全体を支配、伴奏は気持ち程度と思いきやそうでもない。歌曲(無伴奏独唱がほとんど)とインスト曲にかっきり分けたのか、彼女の声が入っていない曲が意外と多いのに驚いた。
 フィドルやパイプが登場し、数人でジグやリールを繰り広げる。ドロレス自身はフルートなどを吹いているようだ。

 そういえばペダー・マーシアはチーフタンズに在籍していたことがあったっけ。それもごく初期に。
 1914年生まれということだから78年の時点ですでに64歳、果たして今でもバウロンを叩くおじいちゃんとして存命なのかのー。
 マーティン・バーンズシェイマス・エニスとつるんでいたような歴史ある人物らしいぞ…。
 そんなベテランに協力してもらってたんじゃ、若気ないアルバムが出来上がるのも当然といえば当然なのかも。






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Last updated  2006/11/08 05:34:42 PM
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