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英国民謡好きの戯言

英国民謡好きの戯言

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2005/11/02
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  1. Dreams For Me (Woods)
  2. The Pipe On The Hob
  3. Brain Jam (Woods)
  4. Pretty Polly
  5. Standing On The Shore
  6. A Mistake No Doubt (McCullagh/Woods/Moynihan)
  7. Go By Brooks (Cohen/Woods)
  8. When You Don’t Care (Woods)
  9. Afterthoughts (Woods)
  10. Hiram Hubbard
  11. Hall Of Mirrors (McCullagh/Woods/Moynihan)


Johnny Moynihan
vo, bouzouki, tin whistle
Terry Woods
vo, 6 string-g, 12 string-g, 5 string banjo, concertina

 トランスアトランティックから出たスウィーニーズ・メンの2作目。
 アンディ・アーヴァインが東欧に行ってしまったためジョニー・モイニハンテリー・ウッズの2人でこしらえることに。

 トラッドの数は前作よりも減っていて、アーカディボシィ・バンドがやった2、A・L・ロイドバート・ヤンシュセイディーズなどがやった4、アン・ブリッグスがやった5、ジーン・リッチーが歌った10の計4曲しかありません(前作は14曲中8曲)。
 6と11にクレジットされているのはヘンリー・マックローだよね。綴りが間違っている気がするけどそのまま載せておきました。
 それから7の作者の正体はレナード・コーエンっぽいですが確信は持てないです。

 第一印象はウッズ氏のショボン声が炸裂してるってことかな。
 奥行きがあって甘い声のアーヴァインがいなくなり、相棒モイニハンよりリードをとることが多いからもう、気弱そうなウッズ氏がマイワールドを築き上げているかのようですよ。
 モイニハンの歌声は酒場で呟いてるのか歌ってるのかどっちつかずなさりげなさを持ったもので、ショボンではないが強い感じはほとんどしないです。
 ウッズ氏に対してはもじもじするな、モイニハンに対してはむにゃむにゃ言うな、とハッパかけたくなりますね。いや、そういういまいちはっきりしないとこが2人の魅力なんだけどさ。

 同じ時代の似たような楽器編成のバンドによく見受けられる、弦をかき鳴らしながら楽しくお歌を歌いましょう的なムードはあんまないです。
 私小説をさりげなく語っているような感じで、なんていうか朗読。メロディはちゃんと付いてるんだけども、前作と比べると随分とあっさりしています。音の厚みの面でもね。
 変わるもんなんだなあ、アーヴァイン1人いなくなっただけで。

 スウィーニーズは本作で解散、その後モイニハンはドクター・ストレンジリー・ストレンジマディ・プライアのアルバムに出張したり、デ・ダナンに加わったりしています。
 一方のウッズ氏はスティーライ・スパンの結成メンバーになり、またポーグスでも演奏。今夏はメンバーの1人としてポーグス来日公演に参戦していました。


ジャケはこれで我慢してね。いない人まで写り込んでるけど



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Last updated  2006/11/03 06:13:49 PM
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