カテゴリ:70年代女性ソロ
1939年にシアトルで生まれたジュディ・コリンズの実況録音盤。 古くから歌っている人なので、71年の時点ですでに10年選手です。 それにしても歌の上手い人ですな。 これも歓声が入ってなかったら、オーバーダブはあまり施さずに作ったスタジオ盤と錯覚してしまいそうです。とくに高音部は艶やかかつ滑らかで、張りがあってタイム感も良い。 ピアノを主体とした簡素な伴奏で切々と歌っています。 レナード・コーエン、ジョニ・ミッチェル、ボブ・ディランなど詩人の作品をときには優しくときにはアンニュイに表現していて、じわっと染み込むような暖かみがあります。 厚いバックコーラスもジュディの美声を充分にサポートしていますね。 彼女の声の美しさは、無伴奏独唱のイングランド民謡6やコーエン・ナンバーの9を聴けばわかるんじゃないかな。 演奏陣で知ってるのはライ・クーダーだけだけど、ほかにも有名どころがいるのかもしれないなぁ。 まあ主役のジュディについても大して知らないのだけどもね。 彼女はアメリカ人ながら英国民謡も結構やってるんで、曲チェックの結果によっては買うことにしている歌い手さんです。ぶっちゃけトラッドが入ってなかったら、有名人だから今買わんでも平気だろってスルーしちゃうんだけど…。 元バーズのロジャー・マッギンが作った民謡集(#32参照)での歌いっぷりは最高だったなあ。 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/11/03 06:09:00 PM
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