カテゴリ:70年代男女混合グループ
■ここからの3枚はメロウ・キャンドル特集。デモ音源、女性メンバー2人のその後の音源を1枚ずつ紹介。 72年の「抱擁の歌」に先駆け、69年から70年にかけて演奏されたデモ音源です。 三美神だなんだと世間では騒がれているけど、個人的にはメロキャンってそんな重要な位置付けじゃないんですよ。 よく聴くのは“ヘヴン・ヒース”くらいのもんだし、解散後にウィリアムズ夫妻が立ち上げたフリバーティギベットのほうがずっと好みなもんでして。 でも1050円で売られてたら選ぶ道は1つだけ、買うしかなーい! ジャケは大好きなウォーターハウスだし…しかしキッシング・スペルって本当にウォーターハウス好きだよね。 全部で15曲入っていて、「抱擁の歌」とかぶってるのは2、7、13、14、15の5曲を除く10曲。 “ヘヴン・ヒース”がトップを飾っているのは一緒だね。 デモってことでさすがに演奏は荒いんだけど、完成途上というよりはラフと言ったほうがいいかな。 多少小奇麗にまとめすぎた気がしないでもない本番に対し、こっちははるかにハードで自由な感じ。 私自身はこっちの「ザ・ヴァージン・プロフェット」のほうが好きだなあ。 ただし音質は期待しちゃダメですよ♪ 録音当時、クローダー・シモンズとアリソン・ウィリアムズの2人は10代だけど、その若さを不安視する必要はないです。 ちゃんと音程は取れてるし歌いっぷりも堂々としたもので、歌唱力のレベルは高校生ぐらいの女の子にしては結構高いんじゃないかと。 魅惑のハーモニーもこの頃から登場してます。 演奏面ではピアノが大活躍。 終始鳴りっぱなしで、ほぼ演奏面の主役を張ってますな。 エレキギターが大きく鳴っている部分もあり、また男声コーラスが登場する場面もあります。これがまたいなたくて良いのよね。 13は男性がリードをとってます。微妙なヘタウマ感がたまらんぞ! 作者クレジットは見当たらないけど、14は明らかにトラッド。 これまでのレビューでも10回ほど登場している人気曲です。 この曲が流れてきた時は、メロキャンもトラッドやってたんだなあって無性に嬉しかったな。 ちなみにこの曲だけ長くて5分半もある。 女子高生アリソン♪左の髭の彼氏は誰?? 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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