カテゴリ:70年代男性グループ
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all titles composed, arranged & perfomed by Jonesy
書いている本人がもう飽きてきている血族シリーズ。しかも昨日からフォークでもトラッドでもない、ただ単に人脈つながりってだけで出しているジョンジー。 プログレのプの字も見たくねーよ! だいたいプログレッシヴ・ロックって略さず言えよ!とそろそろお怒りモードのそこのあなた、ご安心を。Jさんは今回でおしまいです。 72年、ジョン・エヴァン・ジョーンズ、ジェイミー・カレスらによって結成されたロンドンのバンドの3作目。 正式メンバーは前作と同じ5人、加えて4人が助っ人参加。 電気サックスはともかくとして、自分でも弾けるのにさらに呼んで来たりストリングスまでも加えているあたり、メジャーでもマイナーでもない絶妙なポジションにいるジョンジーにも欲が出てきたのでしょうか。 曲作り・アレンジ・演奏を全部ひっくるめてバンド名義にしている部分からは「人選に手間かけすぎちゃった。もーめんどいからこれでいいよね☆」オーラが漂ってきてますよ! プロデューサーまで外部に任せるなんて…ジョーンズ弟よ、過去にキューティクルつやつやの七三ヘアにしてたことを暴露している場合かっ! あ、内ジャケは5人の成長記録になってるんだけど、小学生頃の写真ではジプシー・ジョーンズが一番生意気そうな顔をしています。プラグ・トーマスは双一とか血太郎とか…まあホラー系の顔なんだけども…ボソボソ。 「キング・クリムゾンのフォロワー」と称されたこともあるジョンジーだけど、曲によって方向性はバラバラ。 1曲目はトランペットが突っ走りギターが調子に乗りまくるクールでスマートなジャズ曲で、かと思えば2曲目ではストリングスを取り入れてクラシカルに。 タイトル曲の4はルンタッタ系はじけてパラダイス♪で、バンド名を冠した6は11分半もあるジャズ色強いインスト。 だけど前作から加わったトランペット&フリューゲルホーン(音色の違いわかりません)があちこちでパンパカパーン! メロトロンがプログレてる曲でもポップス風味な曲でもラッパが鳴り響くことが多く、アラン・ボウンの発言力は相当大きかったんじゃないかと思われます。 まったく1作目ではジョン、2作目ではジェイミー、3作目ではアラン… このバンドは中心人物がコロコロ変わるのだなあ。 上記の「クリムゾン真似っ子」をもう少し細かく分析してみると、オリジナル期が持つ叙情性と「アースバウンド」あたりの野蛮さがミックスされている感じかな。 ってわかりにくいですよね? うーん、上品なカオス? 好き勝手やっててチームワークはぐだぐだかと思いきや、とっくのとうに互いの心理を読みとれる域に達している猛者たち? それとも高校生(推測)にしてワカメちゃんカットを敢行したジェイミーの勇気に感動? もう自分でも何が何だかわからなくなってきましたよ。 とにかくアランの大暴れが目立つけど、エモいギターもばっちりです。 ちなみにジョンの幼少期の写真、自らの股間を触ってウヒョー顔です。 他の4人は愛くるしいのにジョンだけなんか違う。ひょっとしたら「エモいギター」の中に「エロいギター」が隠されているのかもしれません。 長らく本作が最終作品と思われていましたが(少なくとも私はね)、2003年に幻の4作目がほじくり出されました。 ところで3作目にはナウい邦題付いてないの? ニトリでCDラックと本棚を買おうとしてハタと気がついた。 実家で死蔵している棚を持ってくれば何も買う必要はないんだ。 しかし持ってくるには軽トラが必要、うちに軽トラを運転できる人はいない。 どうしようかと悩みに悩み… (長引きそうなので続く) 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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