テーマ:社交ダンス(8312)
カテゴリ:アニメのはなし
自分を変えることだって大変なのに、他人の気持ちを変えることなんて難しいですよね。
でもトモダチが悪の道に足を踏み入れようとしていたとしたら、仲間は必死に止めるでしょう。 今日のお話は、NARUTO 綱手捜索編の続きです。 ナルト、サクラと共に仲間として木の葉隠れ(このはがくれ)の里のために戦って来たサスケが、大蛇丸(おろちまる)のもとへ連れ去られそうになっていました。 大蛇丸はもともと木の葉隠れの出身でしたが、里を抜け隣国に音隠れの里を創設し、自分の故郷である木の葉隠れの里を乗っ取ろうと企む悪の権化。 伝説の三忍の一人ですから力は絶大で、その力を求め集まって来る心に闇を持つものたちが大蛇丸に付き従っていました。 中でも音の五人衆は人間の域を超えた妖怪みたいな部下たちで、大蛇丸の毒によって更に力を増大できるので上忍クラスの忍者でもやられてしまうくらいの強さ。 その5人が、サスケをさらいに来るんですね。 大蛇丸は名前の通り蛇みたいな奴ですから、3年ごとに新しい若い身体に乗り換えて永遠の命を保っていて、次の乗り換え先としてサスケの身体が狙われていたんです。 一族の復讐を胸に刻んでいるサスケは、絶対的な力を求め自ら進んで大蛇丸の元へ。 仲間だったナルト、サクラは当然止めようとしますが、里としても黙って見逃す訳にはいきません。 最も優秀な新人スパイが敵国に亡命したみたいないメージですから、貴重な戦力を失うだけでなく里の秘密情報も敵に渡ってしまう訳ですからね。 五代目火影に就いた綱手は、人出不足の中、先の中忍試験で唯一合格したシカマルに命令を下します。 『使えそうな下忍たちを可能な限り集めて30分以内に追跡を開始しろ。』 シカマルって、いつも面倒くさがっててやる気ゼロみたいな男の子なんですが、知能指数200のすごい戦略家なんです。将棋では負け知らず。 ナルト、チョウジ、キバ、ネジ、そしてシカマルの五人は追跡を開始しますが、相手は妖怪まがいの強者ぞろい。 一忍一殺の覚悟で当たり、我愛羅たち砂隠れの忍者の助けもあって、重傷を負いながらも全員を倒します。 里の境界でついにサスケに追いついたナルトでしたが、すでに心を決めているサスケを止めることができません。 やむなく戦うことになるんですが、なんだかかわいそうでしたね。 まだ二人とも14歳くらいの子供なんですよ。 力を持つもの同士、手加減しませんから、ほんとに殺し合いになってるんです。 サスケにとっては一族の復讐を果たすためにはどんな手を使っても強くなりたいので大蛇丸に師事する道を選んだ訳で、それを邪魔しようとする奴は排除するのみ。 彼が遺伝的に受け継いでいる写輪眼は、最も親しい人間を殺すことでパワーアップするというオマケもついて、ナルトを殺す理由は十分です。 ナルトにとってサスケはライバルであり目標であり、一番親しい仲間ですから、殺したくなんかないし、なんとしても連れて帰りたい。 その気持ちの差が戦いに現れてしまいましたね。 ナルトは敗北を喫し、サスケは大蛇丸の元へ行ってしまいます。 唯一救いだったのはサスケがナルトにとどめを刺さなかったことでしょうか。 初めて司令官としての任務に就いたシカマルは悩んでいました。 サスケを連れ戻すという任務は失敗に終わり、仲間はみんな瀕死の重傷。自分は司令官なんて言う器じゃないんじゃないか。もう忍者やめようかなくらい落ち込みます。 私から見たらあんなに圧倒的に力の差がある相手に対して本当に良く戦ったと思いますけどね。 幸い医療スペシャリストの綱手を迎えたことで里の医療忍術は飛躍的に向上しましたから、みんな助かります。 ナルトもサクラもまだサスケのことが諦めきれません。 サクラはずっとサスケのことが好きでしたからなおさらでしょう。 3人の忍道はここで大きく分かれることになりました。これからの成長ぶりがまた楽しみです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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