テーマ:社交ダンス(8312)
カテゴリ:アニメのはなし
忍者の世界にも天才と呼ばれる人がいます。
幼い頃から大人顔負けの才能を開花させ、一族から将来を嘱望される人材。 うちは一族のイタチは、まさにその一人でした。 これは NARUTO 疾風伝(自来也忍法帳 〜ナルト豪傑物語〜) から続く、疾風伝451話 - 458話(総和数671-678)までのお話です。 ナルトがずっとライバル視してきたサスケは、イタチの弟です。 サスケは、慕っていた兄が自分以外のうちは一族全員を殺して木の葉の里を抜けたことで復讐に燃えていました。 しかし、やさしくて優秀だった兄がなぜそんなことをしたのかを知ったのは、兄が亡くなる直前だったんですね。 そこには深い里への愛と弟を思う心がありました。 無限月読の幻術にかかって全員が夢の中をさまよっているとき、その難を逃れたのはサスケの術によってガードされたナルト、サクラ、カカシの4名だけでした。 月の光が照らす間は身動きができない中、イタチが昇天する間際にサスケに残したすべての記憶として語られます。 戦争によって引き起こされた死と向かい合い、弟サスケが産まれて生と向き合うイタチの幼い頃の話から始まります。 イタチはアカデミー入学前から父親も驚くほどの特別な才能を見せ、最年少で卒業して任務につくようになります。 やがてスーパーエリート暗部の部隊長を務め、うちは一族の出世頭となっていました。 しかしクーデターを画策するうちは一族殲滅の命を受け、任務と血縁の板挟みで葛藤します。 そしてついに任務を遂行。 弟に恨まれながら里を抜けて暁に組みすることとなりました。 才能ある人はどんな状況下でも実力を発揮できるとは思いますが、そのベクトルの先が必ずしも明るい方向とは限らないのが残念ですね。 故郷を仲間同士の争いから守るために悲しみを押し殺して父母を含め一族を殺したというのに、その先に待っていたのはやはり故郷を壊滅状態にしようとする暁でした。 イタチの姿にワンピースのエースの姿が重なるんです。 弟を守るためにすばらしい才能を持った兄が命を捨てる。 やるせない気持ちになります。 さて無限月読を発動したうちはマダラがこの陰謀の頭かと思ったらさらに上いく大ボスが出現します。 人々のチャクラを吸い取った神樹が六道仙人の母であるかぐや復活へと変貌していくんです。 ミノムシのように捕らえられチャクラを吸い取られた人々は、白ゼツというスターウォーズで大量生産されたクローン兵ストームトルーパーみたいになってしまう様子。 食虫植物みたいな黒ゼツがなにやらかぐや再生の原動力になっているようです。 尾獣の力を集めた強大なパワーを持つかぐやにナルトたちはどう立ち向かっていくのでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020/05/31 10:05:10 AM
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